icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻11号

1984年11月発行

文献概要

明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 胎盤 Topics

双胎胎盤と卵性鑑別

著者: 福島穣1

所属機関: 1藤田学園保健衛生大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.853 - P.855

文献購入ページに移動
 多胎妊娠の臨床経過に関する論文は多いが,その胎盤観察については意外に報告が少ない。1961年K. Benirs—chkeが—A plea to the obstetrician—という副題をつけて双胎胎盤の正確な記録の必要性を説いたことは有名であり,我が国では東京医大の相馬広明教授の業績が知られているが,現実面で各施設が足並みを揃え着実に観察と記録を励行しているとは断言出来ない状況と思われる。この機会にS.J.Strong & G.Corneyの所説を述べ今後の資としたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?