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明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 胎盤 Topics
Human Placental Lactogenの連続的測定による過期妊娠の管理
著者: 貝原学1 丸本百合子1 気賀沢和子1 小林拓郎1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院産婦人科
ページ範囲:P.861 - P.864
文献購入ページに移動過期妊娠を含めて予定日を超過した妊婦に対して分娩誘発の時期を決定する方法として,尿中E3値の定量5),耐熱性アルカリ・ホスファターゼ(HSAP)6)やcystineaminopeptidase (CAP)の定量7)ならびにオキシトシンによる子宮筋感受性試験8)などが用いられているが,血清HPL値の推移をみることも一つの有力な方法てある。本稿では,血清HPL値の連続的測定を主体とした予定日を超過した妊婦の管理法について述べてみたいと思う。
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