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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻12号

1984年12月発行

雑誌目次

グラフ 胎児奇形の映像診断

Unilateral multicystic kidneyの出生前診断

著者: 堀栄一 ,   土岐尚之 ,   原賢治 ,   下川浩 ,   小柳孝司 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.874 - P.875

 偏側性多嚢腎(Unilateral multicystic kidney)は稀な疾患であり,本邦では岸川らが1978年までに報告された本症症例をまとめたところ,僅か67例を認めるにすぎないと述べている1)。また本症に対しては,従来より種種の診断名が用いられてきたが,近年においては,偏側性で腎は実質を欠き,種々の大きさの嚢胞の集塊で置換され,さらにしばしば尿管の欠如または閉鎖を随伴している場合に本症との診断名が付されるようになってきている2,3)
 一方,本症の病因に関しては,胎生早期における後腎の形成が広汎に障害されたgeneral dysplasiaと考えられている。なお,本症の予後は対側の腎機能に左右される。ここでは,超音波断層法によって出生前に診断できた本症の1例を報告する。

指標

心拍数変動や脳波からみた胎児・新生児の生理的発達

著者: 佐藤郁夫 ,   谷野均 ,   大草尚 ,   玉田太朗

ページ範囲:P.877 - P.888

 子宮内における胎児の生活現象は10数年前までは厚いベールにつつまれて,わずかに胎動感や胎児心音を聴取するにとどまっていたが,近年ME機器のめざましい進歩によって,胎児の行動や生活的諸現象をかいまみることが可能となってきた。その代表的なものとして,分娩監視装置による胎児心拍数図の分析,超音波断層法による胎児の発育状況や行動,即ち胎動や呼吸様運動の解析などがあげられる。
 一方,未熟児や新生児の管理も各種ME機器の開発によって著しい進歩をとげ,500〜600gの超未熟児の生育が報告される時代となってきた。

明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 胎児--その自立と依存

胎児発育と母児相関

著者: 荒木勤 ,   高橋英彦 ,   畑俊夫

ページ範囲:P.889 - P.894

 受精から出生に至る約265日間,妊娠週数でいうと40週の期間に,わずか100〜170μたらずの受精卵が細胞分裂を繰り返しながら,やがて体重3,000g強,身長50cm弱,胸囲33cm,頭囲34cm,児頭大横径9.2cmの成熟児へと成長してゆく1)。しかし,この期間における胎児の発育は必ずしも直線的に進むものではない。また,胎児の成長は自立したものではなく,母体と胎児の密接な共同作用のもとに営まれていることに関しては言うに及ばない。このことは母体の健康状態や胎児への栄養補給の良否が胎児の発育に大きく影響してくることを意味している。また,子宮内生活環境のいかんによっては,胎児の発育状態は正常から異常へと移行してくる。ただ,子宮内生活環境と一口に言っても,これには子宮筋の収縮や弛緩からはじまって,絨毛間腔の血流量,絨毛細胞の生物活性,胎盤絨毛や臍帯の血流などの総合的役割分担の成果として,児の発育に反映してくるものであろう。
 胎児の発育,とくにIUGRの発生を胎児白身から産生される発育促進因子や遺伝的素因などを無視して通ることはできないが,ここでは主に子宮内生活環境や母体環境因子の胎児発育に対する意義について述べてみることにする。

脳成熟と周産期障害

著者: 西村正明 ,   家島厚 ,   高嶋幸男

ページ範囲:P.895 - P.901

 脳は他の臓器に比して,胎生期,乳児期における成熟の割合が早く,成熟の過程において障害をうけやすい。また神経細胞の再生能力の乏しさと相まって,障害を残しやすい。さらに未熟脳での障害は,成人脳とは異なった機能障害を生じる。
 成熟過程の中で,周産期は子宮内から子宮外への分娩,適応の時期であり,虚血,低酸素,代謝異常などの悪条件が加わりやすく,脳の成熟過程に伴う脆弱性によって,脳障害にも種々のパターンがみられる。本稿では,脳の成熟を未熟脳の脆弱性を考慮して,素因と外因を概観し,各周産期脳障害の要因に言及する。また,成熟過程における脳障害のCT上の特徴について,最近われわれの得た知見を述べてみたい。

胎児の行動

著者: 上妻志郎 ,   岡井崇 ,   水野正彦

ページ範囲:P.903 - P.907

 本特集は胎児の自立と依存ということなので,そのような視点から胎児の行動をながめてみたい。
 まず,胎児の代謝系に関しては,それを構成する酵素の発現や活性化はいうまでもなく胎児自身の遺伝形質に依存しており,その意味で胎児の代謝系は母体から独立しているが,代謝系を作動させるのに必要な酸素や代謝の素材となる栄養分の摂取に関しては完全に母体に依存しており,その状態は出生に至るまで持続される。内分泌系に関してはホルモンの種類によりそれぞれ胎盤通過性が異なり,母体への依存度は様々である。甲状腺ホルモンは胎盤通過性がないため母体血中のホルモンが直接的に胎児に作用するということはなく,胎児自身による独立した合成分泌が行われている。一方,副腎皮質ホルモンは胎盤通過性を有しており,胎児は母体の日内変動の影響を受ける。そして妊娠末期になると初めてその影響から脱し自立するといわれている。このように胎児では,機能系の種類によりそれぞれ母体に対する依存性は異なっており,また同一の系においても依存性の度合は妊娠時期により異なっている。

胎児肺機能の成熟と適応—特にその母体依存性について

著者: 樋口誠一

ページ範囲:P.909 - P.914

 新生児呼吸窮迫症候群(RDS)の原因が肺表面活性物質(surfactant)の一元的欠乏(現在ではその機能の低下もまた一因として考えられている)によるものであることは一般的に認められている事実である。しかしながら,母体側,あるいは胎児側の環境因子(これらはまた互いに関連しあう場合もある)が胎児肺の成熟,あるいはsurfactantの機能そのものにさまざまな影響を与えているものと考えられる。
 したがって,RDSの疫学的要因,すなわちRDS発生におよぼす母体・胎児側因子を知ることはRDS発生予防という点で,実際に臨床にたずさわる者にとってきわめて重要なことと思われる。またRDS発症原因の多面的解明の一つの手がかりにもなりうるといえる。

胎児循環機能の調節

著者: 池ノ上克 ,   茨聡

ページ範囲:P.915 - P.921

 心臓から駆出された胎児血液は胎盤をへてふたたび胎児循環へと流入する。この一連の特徴ある循環の中で胎児心臓はポンプとしての役割を果たしている。胎児循環系の特徴としてhigh flow・低血管抵抗,受動的な性格の強い臍帯および胎盤循環の存在などがあげられる。ヒト胎児におけるこれら循環の詳細は,方法論的な限界もあり,必ずしも明らかにされていない。多くは羊・山羊,サルなどの実験動物を用いて得られた結果をヒト胎児に演繹する方法がとられている。従れの胎児情報は,そのほとんどが麻酔や手術の影響下にあるacute prepa—rationによって得られたものが多く,必ずしも生理的状態の胎児・胎盤系に基づいたものとは言えなかった。
 1954年Meschia1)らによって,羊や山羊胎児を用いたchronic instrumentationの技術が紹介され,つづいてDawes2),Assali3),Rudolf4),Quilligan5)などにより相次いで本法の胎児生理学研究上の重要性が認識されるに至り,現在では胎児実験のほとんどがchronic prepara—tion下に行われるようになった。

胎児内分泌機能—自立と母体依存性

著者: 矢内原巧

ページ範囲:P.923 - P.929

 胎児は胎盤を介しその生命維持に必要なすべてを母体に依存しているが,その分化発育の過程で個としての生命を確立するために独立性を獲得してゆくと考えられる。胎児の内分泌機能は個体として生きて行くためには必要不可欠な要素であり,またその機能は多岐にわたっている。甲状腺機能や糖代謝は胎児の発育に重要な意義をもち,胎児自身で制御機構をもつと同時に胎盤を介した母体の影響下にあることも糖尿病合併妊娠における巨大児の発生等から明らかであろう。母児間に介在する胎盤は原則的にその分子量の大小によって物質の母児移行を拡散現象にもとづいて行っているが,一方barrierとして選択的輸送能も有しており,胎盤自体の分泌するホルモンや代謝能とも関連し,母体・胎盤・胎児系の内分泌環境を一層複雑なものにしている。
 本稿では胎児の内分泌機能のうち,胎盤および母体の関与が最も大きいと考えられるステロイドホルモン産生に焦点をあて,母児相関の面から胎児の自立性と母体依存性について考えてみたい。

Topics

胎児発育とタウリン

著者: 森山郁子

ページ範囲:P.930 - P.933

 分子内に硫黄原子をもつtaurineは哺乳動物組織の高含有成分であり,心筋,骨格筋,脳,網膜等の組織中および胆汁,血清,母乳中に高濃度に存在している。taurineのもつ生理的機能の1つとして胆汁酸合成は明らかにされた役割の1つである1,2)。またtaurineは心筋,神経などの興奮細胞の膜安定化作用やイオン流入の調整作用を有することが明らかにされつつある3,4)。生体内でのtaurine濃度の変化やその輸送能力の変化は多くの病的状態と密接な関係にあることが明らかであり,それらの中にはてんかん5),ataxia6),遺伝性心筋症7),うっ血性心不全8)などが含まれている。またtaurineが多様な薬理作用を有することも明らかであり,抗不整脈作用9,10),抗てんかん作用11)などが,そのよく知られた作用である。
 われわれは,周産期におけるtaurineの動態から,胎児・新生児発育の必須栄養素として評価してきている。それは在胎週数の短い胎児ほどtaurineの血中濃度が高く,生後には低下すること,一方母乳中に最も豊富に含有するなどの成績12,13)による。さらにtaurineが胎盤内に高濃度に存在する成績から,taurineの胎盤移送と,濃縮機序を微絨毛膜小胞(brush border)のレベルで解析し14),胎児発育との関連を検討してきている。

胎児発育とポリアミン

著者: 江口勝人 ,   平松祐司 ,   米沢優 ,   関場香

ページ範囲:P.934 - P.938

 ポリアミンは生物界に広く普遍的に分布する生物アミンで,厳密にはアミンを3つ以上有する直鎖アルキルアミンを意味する1)が,広義にはジアミンをも含めて用いることが多い。そして動物組織中に含まれる主なポリアミンは,putrescine,spermidine,spermine (以下put.,spd.,spm.と略す)の3つであり,図1に示すようにornithine,methionineを前駆物質として合成される。また動物組織では唾液腺,胸腺,骨髄,前立腺など蛋白,核酸合成の盛んな組織で含量が高く,核酸合成,細胞増殖と密接な関係をもつ2〜5)ことが知られており,脚光をあびている。
 われわれはポリアミンのこの作用に注目し,これまで妊娠時および胎児発育に及ぼすボリアミンの働き6〜10,さらには腫瘍マーカーとしてのホリアミン11〜14について検討してきた。

胎児発育と甲状腺ホルモン末梢代謝

著者: 杉本充弘 ,   水野正彦 ,   坂元正一

ページ範囲:P.939 - P.943

 下垂体—甲状腺系の成熟は妊娠20週頃に始まると考えられている1)。胎児血中サイロキシン(T4),遊離型サイロキシン(free T4)は妊娠20週頃より徐々に増加し,末期には母体と同程度の値となる2)。しかし,主としてT4の末梢代謝によって生ずる活性型の甲状腺ホルモンである3,5,3'—トリヨードサイロニン(T3の血中濃度は,妊娠全期間を通じて極めて低く,末期でも成人の1/2以下低値である3,4)。これは,胎児が発育・成熟するために最適な生体代謝が営まれており,そのためにはT3低値という内部環境が必要であることを想像させる。
 T4の末梢代謝は主として脱ヨード反応であり,outerringの5'—脱ヨード反応によりT3を生じ,inner ringの5—脱ヨード反応により生物活性のない3,3',5'—トリヨードサイロニン(reverse T3,rT3)を産生する(図1)。胎児では母体に比較し,強い甲状腺ホルモン作用をもつT3の血中濃度は極めて低く,生物学的活性のないrT3の血中濃度は著しく高い3,4)。この事実から,胎児臓器でのT4脱ヨード反応の機序は成人とは著しく異なると推測される。

臨床メモ

腹膜外帝王切開術は術後感染の発生防止に役立つか

著者: 貝原学

ページ範囲:P.894 - P.894

 腹膜外帝王切開術は,前期破水などによって感染した羊水が手術時に腹腔内に漏出するのを防止し,膿瘍形成や癒着の発生を防止する上で役立つ術式であるといわれてきた。しかし,この手術法は特別な技術を必要とし,手術時に尿路系を障害する危険があるので,抗生物質が発達した現在においては不必要な術式であるという意見も多い。一方,経腹膜帝王切開術によって重篤な術後感染症が発生し,時には母体死亡をきたすような場合がまれに発生することも報告されており,このような場合には腹膜外帝王切開術が行われていれば,重症な感染は回避できたであろうと述べられている1)。このように,現代における腹膜外帝王切開術に対する評価はまちまちである。
 したがって,現在の時点において,腹膜外帝王切開術が術後の感染を防止する上ではたして真に役立つ術式であるか否かを検討することが重要である。Wallace et al.2)はこの点を検索するためにprospectiveな対照実験を行って,腹膜外帝王切開術の有用性について検索した。帝王切開術を必要とする妊婦を腹膜外帝王切囲術・施行群と経腹膜帝王切開術・施行群の2群に分類し,術後の感染症の発生状況について比較した。2群の妊婦はそれぞれ条件がほぼ等しくなるように対応させてある。抗生剤の投与が全く行われなかった場合には,術後の感染症(子宮内膜筋層炎,尿路感染,創部の感染,骨盤静脈炎など)の発生率は,腹膜外帝王切開術群が62%,経腹膜帝王切開術群が56%で,両群の間で差を認めることができなかった。感染症のうらで子宮内膜筋層炎の発生が最も大きいが,その発生率は両群とも56%と同一であった。なお骨盤膿瘍の発生は両群とも認められなかった。

トピックス

接触性赤外線凝固器による子宮腟部びらんの治療

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.902 - P.902

 現在,子宮腟部びらんの治療としては,腟坐薬による薬物療法あるいは冷凍凝固,電気焼却,炭酸ガスレーザーによる物理療法が普及している。一般に,子宮腟部びらんの治療は,外来治療が可能であり,水性帯下などの副作用が少なく短い治療期間で高い治癒率を示す療法が望ましい。冷凍凝固療法は,簡便で有効な方法であるが,正常周辺部の組織まで破壊され,多量な分泌物がみられることがあり,電気焼却療法は,焼却中に激痛を伴うことがある。一方,レーザー療法は,分泌物,あるいは二次的な出血は少なく最も優れた方法であるが,外来での治療ができなかったり装置の購入費が高いなどの欠点がある。
 最近,西独のNathら1)が,接触性赤外線凝固器Infrared ContactCoagulatorを開発し,赤外線による止血凝固効果を発表した。本凝固器は下の写真に示す如く,長さ20cmのピストル形の赤外線照射部と電源部の台座から成っており,本体の重さは,3.1kgと極めて軽量であり,操作も簡単にできる。本装置の概要は,右下の図に示したが,タングステンハロゲンランプから発射した赤外線(120〜150ワット,ピーク850nm)を石英ロッドに集光し,先端部のテフロン膜と密着した病巣部に照射する仕組みになっている。照射線量および深部は,照射時間(0.5〜3秒)の長短により調節できる。

喫煙は子宮頸癌を誘発する

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.908 - P.908

 タバコの害に関しては肺がんをはじめ多くの報告があるが,婦人のリプロダクションについても今日まで多くの報告がなされて来ている。
 胎児に対しては発育の障害1),流産の危険性2)があり,婦人にとっては閉経を早めるとか3),乳癌の発生に関与するなどの報告もあるが,どうも子宮頸癌の発生とも関係があるらしい。

超音波による黄体化非破裂卵胞の診断

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.943 - P.943

 黄体化非破裂卵胞(luleinizedunruptured follicle,LUF)症候群は,基礎体温も2相性を示し,血中progesteroneまたは尿中pregnane—diolも高値を示し,明らかに黄体形成を認めるが,腹腔鏡などの検査で卵胞に排卵後にみる小出血斑点(stigma)が存在しないものに名づけられ,原因不明の不妊症の一つと考えられ注目されて来たものの一つである。本症の診断として卵巣表面を直視することは容易でなく,毎周期観察は不可能であった。
 そこでLUFの診断として超音皮を用いることが考案されて来た。すでにCoulamら1)は大卵胞の消失と卵胞内のエコー像の出現を認めるが卵胞液の消失後に急速にダグラス窩に遊離液体の証明することが,LUFの超音波学的な診断法であることを報告している。そこでLiukkonenら2)はこの方法が正しいか否かを,原因不明の不妊症37例につき検討した。この患者は全例とも少なくとも2月経周期以上基礎体温をとり,排卵後は子宮内膜が分泌期像を示し,血中progesteroneも上昇しているが,不妊症の原因として卵管も精液所見も正常であるものばかりについて検査した。月経周期の11,16,18,23日目に膀胱を充満させ,超音波にて卵巣の所見を調べた。次の周期の16,18日目に腹腔鏡または開腹にて卵巣の所見を観察した。また,ダグラス窩の貯留の存在の有無も記録した。

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「臨床婦人科産科」第38巻 総目次

ページ範囲:P. - P.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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