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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻2号

1984年02月発行

臨床メモ

双胎における骨盤位の取り扱い方

著者: 貝原学1

所属機関: 1東大分院産婦人科

ページ範囲:P.133 - P.133

文献概要

 双胎妊娠における児の周産期死亡率は単胎妊娠の場合の3〜7倍にも達しているが,その最も大きな原因は児の未熟性にもとづくものである。一方,双胎妊娠では骨盤位の発生頻度も単胎の場合に比較して高率であり1),骨盤位分娩による無酸素症や分娩時の外傷なども児の予後を不良にする大きな要因となっている。
 単胎における骨盤位の分娩様式を如何にすればよいかについては多くの検討がなされているが,双胎妊娠における骨盤位の取り扱い方についての検討は少ないようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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