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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻3号

1984年03月発行

雑誌目次

グラフ 胎児奇形の映像診断

先天性肺嚢胞症

著者: 相良洋子

ページ範囲:P.148 - P.149

 先天性肺嚢胞症は,近年,症例報告が増加し,小児外科の領域ではかなりポピュラーな疾患になっている。軽症例では,生後数ヵ月から数年の間に偶然発見され,外科的治療により良好な予後を得ることができる。しかし重症例では,既に胎児期に発症し,救命は箸しく困難である。
 ここに示す症例は,妊娠29週に当科で診断した先天性肺嚢胞症である。妊婦は既に著明な羊水過多症を伴って,妊娠26週,当科を初診した。超音波断層法では,図1に示す如く,胎児の胸郭内に多房性の嚢腫様陰影が発見された。この写真には腹水の存在も認められる。図2では頭皮下浮腫が明らかで,胎児水腫の状態であることがわかる。さらに図3では,長径9cmに近い嚢腫様陰影のために心臓が胸腔の隅に圧迫され,正常よりかなり小さくみえる。胸郭内にこのような像を示す病態として嚢腫あるいは横隔膜ヘルニアが考えられるが,いずれにしてもこの異常なmassによる心血管系の機械的圧迫が循環不全をひきおこし,胎児水腫や羊水過多症に至ると考えられている。図4は羊水胎児造影を行った時の写真であるが,胎児の腹腔内に消化管が造影されており,横隔膜ヘルニアは否定された。この写真でも頭部のdoublecontourが明らかである。図5に出生時の状態を示す。上半身,特に頭部の浮腫が著しい。

指標

扁平上皮癌の腫瘍マーカーTA−4

著者: 加藤紘

ページ範囲:P.151 - P.155

 1965年GoldらによりCarcinoembryonic antigen(CEA)が紹介され1),続いて血中CEA濃度をラジオイムノアッセイ(RIA)により簡単に測定できるようになったが2),これにより悪性腫瘍の診断・管理に新しい時代が訪れたとの期待を抱いたものは多い。それまでも悪性腫瘍の治療成績向上に対して"腫瘍マーカー"がいかに有力な武器となりうるかはよく知られており,たとえば絨毛性腫瘍の診断・管理にはhCGが広く利用されていたが,これは当時むしろ特殊な例外と考えられており,一般の悪性腫瘍に対してその腫瘍マーカーを開発しようとの努力はあまり積極的にされていなかった。CEAのRIA法の開発により新しい腫瘍マーカーの開発法およびその臨床応用についての一つの指標が示されたのである。その後CEAを初めとして各種の腫瘍マーカーに関する研究はめざましい進歩を遂げ,最近ではmono—clonal抗体の作製など新しい技術も盛んに利用されているが,一方それにつれて腫瘍マーカーの概念も少しずつ変化し,CEAについてみても結腸癌などの"特異的腫瘍抗原"とされていた初期の時代から正常組織にも存在する"腫瘍関連物質"へとその解釈も次第に変化し,更にはCEA familyともよばれる多くの近縁物質が次次と発見されるに至った。

トピックス

妊娠中のジョギング—母児に良好な結果をもたらす?

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.156 - P.156

 ジョギングは体力増進や健康の維持などで老若男女を問わずに広く行われて来ている。アメリカ合衆国でも同様で全人口の10%が規則的にジョギングを行っていると推定されている1)。この中で,生殖可能年齢の婦人もかなり含まれており,そのために産婦人科医も妊娠中のジョギングの可否に関して質問をうけることも少なくない状態に来ている。
 妊娠中のジョギングは安全で有益のことが多いとの報告もあるが2〜3),その詳細に関しては不明の点が多い。そこでJarrettら4)はシカゴトリビューン紙のスポーツおよび婦人欄に記事をのせ,婦人のランナーで妊娠中もジョギングを続け,質問紙法に答えることのできる者を募集した。97名の婦人が登録され,これらに質問紙を送布し,67名(68.4%)が回答をよせた。すべてのこれらのデータを平均±標準偏差,相関数およびStudent t検定で処理した。

明日の展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 卵巣 Ⅱ腫瘍を中心に

卵巣腫瘍の組織発生

著者: 薬師寺道明

ページ範囲:P.157 - P.162

 婦人科領域の悪性腫瘍のうち,子宮頸癌の予後は箸しく改善されてきたことは周知のごとくである。しかし,その歴史的背景には,腫瘍の組織発生や性格の解明に努力してきた先輩達の成果が,現在の診断技術と治療法の確立に結びついていることを忘れてはならない。
 一方,同じ領域の悪性腫瘍である卵巣癌はどうであろうか。残念ながら,その予後は極めて不良で,最近の米国の統計では女性骨盤内悪性腫瘍の死亡率の第1位を占め,我が国でも例外とはいえない状勢にある。このように卵巣癌の予後が不良な原因の第1は,早期診断の困難性が挙げられよう。すなわち,初期症状に乏しいこと(他臓器の悪性腫瘍にも共通した問題ではあるが),卵巣の非直達的な解剖学的位置,さらに腫瘍の発生が企ての年代層にわたること等が,子宮癌に匹敵する検診体制の確立を遅らせる結果になっている。第2は,卵巣に発生する腫瘍が極めて多いため,各々の腫瘍の組織発生や性格について不明な点が多く残されていることによる。とくに第2の問題は,血清学的手段を含めた診断法の開発にブレーキをかけているし,また各腫瘍の性格を考慮した治療法の確立を困難にしている。したがって,早期発見のための臨床的な努力は勿論のこと,同時に腫瘍の組織発生や性格の解明のための努力も重要なことが理解できよう。

卵巣類皮嚢胞腫の発生と細胞遺伝学

著者: 藤原篤 ,   野村一志 ,   大浜紘三

ページ範囲:P.163 - P.167

 卵巣類皮嚢胞腫は分化した3胚葉成分から成る良性の嚢胞性奇形腫で,胚細胞を起源とする腫瘍germ celltumorのひとつとされている。周知のごとく胚細胞は第1および第2減数分裂を経て原始胚細胞から卵子へと分化する。すなわち卵巣では,体細胞分裂によって増殖した原始胚細胞は卵原細胞,策1次卵母細胞へと進み,第1減数分裂によって第1極体を放出して第2次卵母細胞となり,さらに第2減数分裂によって第2極体を放出して最終的には染色体数が半減した卵子になる。このように胚細胞は他の体細胞とは異なって減数分裂を経て分化していくが,この減数分裂の過程において相同染色体間に交叉crossing overが生じて染色体の部分交換が行われたり,あるいは染色体の組み合わせに再編成が生じる。それゆえ胚細胞性腫瘍の発生起源や発生機序を解明する方法として細胞遺伝学的な検討や遺伝子マーカーの分析を行うことは極めて興味ある問題である。
 そこで本稿では,卵巣類皮嚢胞腫に関する細胞遺伝学的立場からの検討成績を紹介するとともに,最近の染色体異形性分析によって明らかにされた卵巣類皮嚢胞腫の発生機序について解説し,最後にこれに関連したいくつかの問題点について触れてみたいと思う。

卵巣のホルモン産生腫瘍

著者: 山崎正人 ,   田中善章 ,   井上正樹 ,   上田外幸

ページ範囲:P.169 - P.174

 卵巣のホルモン産生腫瘍は主としてステロイド,時にペプタイドおよび蛋白ホルモンなどの異所性ホルモンを分泌する。ステロイド産生腫瘍は生殖索間質系,脂質細胞系,胚細胞系,機能性間質を有する腫瘍に分類される。これらの腫瘍について組織学的及び内分泌学的な面より,自験例を含め文献的考察を加えた。さらにゴナドトロピン・レセプターについても検討した。

術後照射が予想される子宮頸癌の術時卵巣処置

著者: 一戸喜兵衛 ,   椎名美博 ,   山田良隆 ,   馬渕義也

ページ範囲:P.175 - P.182

 卵巣は子宮と隣接した臓器であるため,子宮癌治療での広汎性子宮全摘術に際して卵巣への癌転移の可能性を配慮するあまり,躊躇なく卵巣摘除をしてきた。しかし,子宮頸癌で卵巣転移率のきわめて低いことに関しては多くの報告1〜7)があり,また子宮頸癌の卵巣転移にはその組織型や子宮体部への浸潤の有無,癌の進行度などで左右されることが報告されており8),これらの条件をうまく避けうれば卵巣の生体内保存が充分可能であることが次第に明らかとなった。
 しかし卵巣をorthotopic (in situ)に保存しえたとしても,術後の放射線照射(照射と略す)が必要とされた場合には卵巣機能の廃絶という新たな問題に直面する。したがって照射で簡単に中絶する卵巣機能をそのまま活発に維持するためには,卵巣を照射野外に移動する必要が生ずる。このような目的で,すでに古くから卵巣の自家移植がなされ,大野(1929)9),八木(1957)10)など貴重な試みが報告されてきた。しかしこの方法は摘出卵巣を分割して植えこむため,実験小動物でみられるような良好な成績11)とは異なり,長期間の機能維持は血行障害により期待に反してほとんど不成功であった。この卵巣の位置移動による卵巣血行確保には,近年発達したmicrosurgeryの手法を利用するのも一法ではあるが,まだ報告はない。

Topics

Postmenopausal Palpable Ovary Syndrome (PMPO)

著者: 安田允

ページ範囲:P.183 - P.185

 婦人科悪性腫瘍において子宮癌が細胞診の発展に伴って早期診断が可能となり,その死亡率も年々低下していることは周知の事実である。一方,卵巣癌は診断技術の進歩した現在でもなお早期診断が困難で,開腹時の約60%は卵巣を超えて拡がっており,科学的診断よりむしろ偶然の機会とさえいわれる所似でもある。事実ここ10数年来,卵巣悪性腫瘍の死亡率は改善されておらず,その死亡者は年々増加しているのが現実である。早期診断が困難な理由としては,①解剖的に骨盤内臓器のため直達的な方法がない。②一般に自覚症状が現われず無症状に経過する。③特殊な腫瘍を除き,腫瘍の大多数を占める上皮性腫瘍では腫瘍マーカーが少ない,ことなどである。
 このような現況にあって婦人科医が骨盤内診察を6カ月ごとに行い,早期診断を心掛けても,無症候婦人を対象としたルーチンの双合診により発見される卵巣腫瘍はおよそ1万人に1人の割合であることが報告されている1)。また診断された時にはその60〜80%が骨盤腔を超えて拡がっていることも事実である2,3,7)。このように早期診断の困難な本腫瘍に対するスクリーニング法としてBarberとGraber1)はPostmenopausal palbableovary syndromeを紹介した。

ヌードマウス移植卵巣癌を用いた制癌剤スクリーニング

著者: 澤田益臣 ,   小杉圭子 ,   松井義明 ,   奥平吉雄

ページ範囲:P.187 - P.192

 卵巣癌は発見された時点で既に進行している状態のものが多く,その治療にあたり手術後の治療が重要とされている。近年の化学療法の進歩は卵巣癌の予後の改善に大きく寄与しており,中でもVogl1),Bruckner2),Briscoe3)らの報告以来cisplatinとadriamycinを中心とする多剤併用療法の制癌効果は多くの臨床医によって報告されてきた。しかしこれらのレジメによる化学療法にも反応しない症例があることに鑑み,著者らは卵巣癌の個別的化学療法を行うべくヌードマウスにヒト卵巣癌を移植しこれを用いて腫瘍性格の検討4,5),制癌剤スクリーニング6)等を行っている。今回は新たに樹立したヌードマウス移植腫瘍を用いて行った制癌剤スクリーニングの結果をdonor患者の治療に導入し成功した1例について報告すると共に,ヌードマウスを用いた制癌剤スクリーニングの問題点について述べる。

原著

子宮頸癌におけるLymphography所見と予後

著者: 高橋秀身 ,   佐藤仁 ,   片桐清一 ,   高野敦

ページ範囲:P.193 - P.196

 子宮頸癌においても,そのリンパ節転移が予後を大きく左右することは周知の事実であるが,転移の診断法のひとつにKinmonth1)(1955)が開発したdirect lym—phography (以下,たんにLGと略す)がある。しかし頸癌におけるLGは,転移所見のcriteria設定に難しい点があったり,転移頻度の高い閉鎖節などが造影され難いことなどから,当初期待されたほどには行われなくなっているようである。近年はむしろ,CT-scanやRI—studyなどが広く導入されつつあるが,これらとても小さな転移巣の検出にはいまだ限界があるといわざるを得ない。したがってpelvic LGもいまだ数少ないアプローチ手段のひとつとして検討されるべきであろう。しかも,進行頸癌の予後がこのところ大きく改善されないことの理由のひとつとして,その30〜40%(36%:Lepantoet al.2),1975)に旁大動脈リンパ節転移が認められるためではないかとも考えられ,この点も検討してみた。

高齢婦人に対するコルポスコピー

著者: 岸恭也 ,   古田則明 ,   乾貞治 ,   坂本康紀 ,   橋本佳久 ,   森崇英

ページ範囲:P.197 - P.201

 最近平均寿命の延長,高年者人口の増加,政府の政策,集団検診の普及,癌検診についての啓蒙などによって,高年婦人の受診者が増加している。コルポスコピーでも高齢婦人における特殊な困難性,すなわち老人性頸腔炎,頸部の萎縮,扁平・円柱上皮接合部の上昇,移行帯の可視領域の縮小などのことがらに直面することが多くなってきた。
 このような婦人では酢酸のみによる通常のコルポスコピーでは十分な所見が得られない。

症例

先天緑内障の1例

著者: 須藤寛人 ,   古谷元康 ,   荒川修 ,   上田昌博 ,   井上祐子 ,   武田啓治 ,   鈴木満喜子 ,   岩田和雄 ,   今井晃 ,   田村京子

ページ範囲:P.203 - P.205

 正常分娩にて正常新生児として出生した新生児においても,時間単位,日単位で注意深い観察が必要である。私達は,出生時に異常は認められなかったが,生後3日目に角膜白濁が発見され,眼科的検索の結果,先天緑内障と診断がつき,緊急手術により眼圧のコントロールに成功し,障害の進行を防ぎ得た症例を最近経験した。このような症例は産婦人科医にとっては比較的稀な経験であるが,放置すれば失明に陥るという重大な問題を含んでいるので,症例の詳細を報告し参考に資したい。

短期連載 現代アメリカ産婦人科事情・3

アメリカ産婦人科医の将来

著者: 堀口照貞

ページ範囲:P.206 - P.207

 日本では分娩の数が減少し,産婦人科医の数も減って来ているし,更には,産婦人科医が,職業,転科している例もあるようですが,アメリカでは,分娩の数々はある程度減って来てはいますが,少なくとも現時点においては,産婦人科志望の医学生の数も,産婦人科専門医の数も減っていません。将来は,後述するような理由で,恐らく,両者共,ある程度減少することと思われますが,現在の日本における減少度よりも,その程度は,ずっと軽度であると思われます。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

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今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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