文献詳細
文献概要
明日への展開 ADVANCED TECHNOLOGY グラフ
周産期診療機器の進歩
著者: 久保隆彦1 橋本雅1 相良祐輔1 武田佳彦1
所属機関: 1高知医科大学産婦人科教室
ページ範囲:P.211 - P.214
文献購入ページに移動超音波装置は,X線に比し被爆が少ないため,周産期では有用である。最近話題となっている超音波装置に,オクトソン(写真1),パルスドップラー(写真2)がある。オクトソンは,8個の超音波プローブを利用し,コンピューターにより再構成するもので,その画像はCT様である。胎児の全身像を得られるだけでなく,子宮・羊水・胎盤の体積計算も可能である。患者は,機器上で,腹臥位をとるだけでよく,検査による患者への負担は少ない。
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