icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻4号

1984年04月発行

明日への展開 ADVANCED TECHNOLOGY

II.生殖・内分泌

高プロラクチン血症の治療方針

著者: 青野敏博1

所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.273 - P.277

文献概要

 産褥授乳期の婦人が授乳性無月経に陥るごとく,高プロラクチン血症になると乳汁漏出とともに,排卵障害が招来され,無月経や不妊がもたらされる。このような状態は高プロラクチン血症性無排卵症または乳汁漏出無月経症候群と呼ばれる。
 本症は以前は稀な疾患と考えられていたが,無月経婦人の血中プロラクチン値を測定してみると,その5人に1人の割合で発見できることが分ってきたので,重大な関心が寄せられるようになってきた1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら