文献詳細
明日への展開 ADVANCED TECHNOLOGY
IV.胎児・新生児
頸管留置カテーテルによる前期破水管理法
著者: 荻田幸雄1 今中基晴1 松本雅彦1 畠中謙治2 上田亨2
所属機関: 1大阪市立母子センター産婦人科 2大阪市立母子センター小児科
ページ範囲:P.349 - P.354
文献概要
しかしながら,ここ10年来,破水後16〜72時間経過すると呼吸窮迫症候群(Respiratory distress syndrome;RDS),動脈管開存(Patent ductus arteriosus;PDA)が有意に減少することが次々報告され1,2),それ以来,PROMの管理方針は待期策へと大きく傾いてきた。この待期策といえども種々の問題があり,その解決のために今なお精力的な努力が続けられている。
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