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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科38巻5号

1984年05月発行

明日への展開--ヒューマンバイオロジーの視点から 子宮

Ⅰ.体部頸部

子宮頸管の開大機構

著者: 一條元彦1 平岡克忠1 高山辰男1 小坂井秀宣1

所属機関: 1奈良県立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.413 - P.416

文献概要

 分娩時の子宮頸管開大機構には,①子宮洞筋収縮による頸管の上方牽引,②胎児下向部・胎胞などの頸管に対する楔状効果,の2大学説があって,筆者らがこれに加えて③頸管のsphincter-like activity説を提唱して現在に至っている。①,②については特に説明を要するまでもなく,図1を以て充分理解が得られると思われる。したがって本文では③について述べたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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