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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻1号

1985年01月発行

文献概要

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 経口避妊

新しい避妊薬

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.29 - P.33

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 人口の増加と食糧の不足は全世界的な問題となり,とくに人口の人為的な抑制は社会の要請として検討されて来ている。そのために安全且つ確実な方法の検索がなされているが,必ずしも理想的な方法は見つかっていない。
 わが国では経口避妊薬(ピル)は正式には認められておらず,避妊の多くはcondomとIUDなどに依存されて来ている。しかし,人口増加にあえぐ発展途上国ではわが国であまり用いられていない方法も広く用いられ,その避妊効果も証明されているものも少なくない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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