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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻1号

1985年01月発行

講座 実地医家のためのホルモン講座

LH,FSH

著者: 三宅侃1 田坂慶一1 大塚志郎1 吉本泰弘1 川村泰弘1 青野敏博1 谷澤修1

所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.42 - P.46

文献概要

 男女の性機能はそれぞれの性腺から分泌される性ステロイドホルモンの状態によって支配される。性腺でのステロイドホルモン分泌能は脳下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)によって,さらに性腺刺激ホルモンの分泌は上位中枢である視床下部で産生される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(LH-RH)により調節を受けている。またこれら3つの内分泌腺から分泌する3種のホルモン(性ステロイドホルモン,性腺刺激ホルモン,LH-RH)はお互いに制御し合っていることもよく知られている。本稿では,これらのホルモンのうち下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモン(LH,FSH)の分泌機構,測定法や正常値について述べ,さらに異常値とその病態生理についても概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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