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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻11号

1985年11月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 妊娠中毒症

Topics

妊娠中毒症とプロスタノイド

著者: 松本隆史1 杉山陽一1

所属機関: 1三重大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.874 - P.877

文献概要

 妊娠中毒症は"学説の疾患"といわれるほど,その成因や病態について種々論議されいる。しかし今日でもなお不明な点が多い。
 最近,妊娠中毒症の基本的病態を,全身性血管攣縮と高血圧発症の面からとらえ,それが母体の諸障害や胎児胎盤系の障害の誘因となるとする報告が重視されている。本稿では,Prosta—glandins (PGs)からながめた中毒症の病態を胎児の発育と血液循環動態を主体とする観点からまとめてみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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