icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻12号

1985年12月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 先天異常--最近の診断と管理

先天異常と周産期死亡

著者: 竹村喬1 小林美智子1 久靖男1 今井史郎1 池沢孝夫1 杦田長敏1 高木哲1 倉智敬一1 末原則幸2

所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター 2大阪大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.909 - P.916

文献概要

 近年,わが国の周産期死亡率が著しく減少し,世界のトップレベルに達したことはまことに喜ばしいことである。しかし,先天異常による周産期死亡例は依然として減少傾向がみられず,その占める比率はむしろ増大しつつあり,憂慮されているのが現状である。このような事情から,先大異常についてはその成因,対策など社会医学的な見地からも,大きな関心がよせられている。
 先天異常の診断や管理に当たって最も基礎となる疫学調査については,すでに大規模な調査が日母や各地域で行われている。しかし,周産期死亡との関連からこれを詳しくとらえたものは意外に少ない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら