icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻12号

1985年12月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 先天異常--最近の診断と管理

羊水診断法

著者: 八神喜昭1 鈴森薫1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.917 - P.920

文献概要

 先天異常の羊水診断法が開発されて今年で15年が経過しようとしている。15年間のこの方面の研究の進歩は,診断技術の向上にみられ,バイオロジカルな該博な知識を結集し,その知識を応用し,診断できる先天異常の種類も診断手技も充実し信頼性も著しく向上した。先天性代謝異常症ではより少ない細胞で診断できるようなマイクロ法など多くの進展がみられるし,染色体分析では分染法の導入などによりかなり精度をたかめることができた。
 しかしながら現行の羊水診断法では診断可能な先天異常に限界があり,全く新しい診断技術の開発が望まれていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら