文献詳細
文献概要
ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 先天異常--最近の診断と管理
羊水胎児造影
著者: 島田信宏1
所属機関: 1北里大学医学部婦人科教室
ページ範囲:P.929 - P.932
文献購入ページに移動I.発展の歴史
今日,羊水胎児造影amniofetographyといわれている胎児診断の方法は,1930年に胎盤の付着部位診断のために羊水中に造影剤を注入してX線写真を撮影したことにはじまり,1972年にWiesehaanによってほぼ確立された手技となった1).名称については,amniography, fetographyなどがほかにあり,日本語でも羊水造影.胎児(表)造影ともいわれている。
今日,羊水胎児造影amniofetographyといわれている胎児診断の方法は,1930年に胎盤の付着部位診断のために羊水中に造影剤を注入してX線写真を撮影したことにはじまり,1972年にWiesehaanによってほぼ確立された手技となった1).名称については,amniography, fetographyなどがほかにあり,日本語でも羊水造影.胎児(表)造影ともいわれている。
掲載誌情報