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ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 流産
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文献概要
1974年オーストラリアのMortonらによって初めて報告された超早期妊娠関与蛋白であるEarly PregnancyFactor (EPF)はマウスでは受精後6時間,ヒトでは48時間以内,ラットおよびヒツジでは交配後24時間で血中に出現し,FirstおよびSecond Trimesterを通じて検出される。
これまで早期妊娠診断として臨床応用されているhCGは着床期前後から出現し,血中より確実にRIAで検出できるのは着床以降であるが,EPFは更に早期に出現し受精が完了すれば着床の有無に拘らず出現する。
これまで早期妊娠診断として臨床応用されているhCGは着床期前後から出現し,血中より確実にRIAで検出できるのは着床以降であるが,EPFは更に早期に出現し受精が完了すれば着床の有無に拘らず出現する。
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