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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻2号

1985年02月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 流産

Topics

Early Pregnancy Factor

著者: 末岡浩

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.106 - P.107

文献概要

 1974年オーストラリアのMortonらによって初めて報告された超早期妊娠関与蛋白であるEarly PregnancyFactor (EPF)はマウスでは受精後6時間,ヒトでは48時間以内,ラットおよびヒツジでは交配後24時間で血中に出現し,FirstおよびSecond Trimesterを通じて検出される。
 これまで早期妊娠診断として臨床応用されているhCGは着床期前後から出現し,血中より確実にRIAで検出できるのは着床以降であるが,EPFは更に早期に出現し受精が完了すれば着床の有無に拘らず出現する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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