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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻2号

1985年02月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 流産

Topics

プレグランディン

著者: 木下勝之1 佐藤和雄1 水野正彦1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科教室

ページ範囲:P.108 - P.111

文献概要

 昨年8月,妊娠中期(妊娠12週〜妊娠24週未満)の治療的流産薬として,プロスタグランディン誘導体製剤である「プレグランディン腟坐薬」が市販された。厚生省が認可した本剤の適応は中期人工妊娠中絶に対してのみであり,これ以外の疾病への利用は認められていない。したがって,本剤は優生保護法指定医師のみが使用し得る特殊な薬剤となっている。そこで,この薬剤が開発されてきた経緯から,この薬剤の化学的性質,薬理作用,さらに日常臨床で実際に使用する際の留意事項など,プレグランディンを使用する人々が知っておくべき事項を整理して述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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