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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻4号

1985年04月発行

文献概要

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 Fetal Surveillance--その臨床的対応

潜在胎児仮死

著者: 佐藤章1 遠藤力1 斎藤純也1 明城光三1

所属機関: 1東北大学医学部産科学婦人科学教室

ページ範囲:P.243 - P.250

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 胎児が子宮内で順調に生育しているかどうか,妊娠中にcheckし,異常を早く発見し,その後の処理に対し対処すべきことが重要である。胎児そのものは,子宮内に生育している期間,異常があっても症状を示すことは少ない。その異常症状をどう促えるかが問題となる。近年,超音波断層装置をはじめとするME機器の開発・発達および胎児内分泌学の進歩により,子宮内での胎児の生育の状態が把握できるようになり,その結果として急速に胎児学が発達し,胎児の管理法も昔と比べると大きく変化しつつある。この項では,妊娠中胎児がwell—beingでない状態の一つである潜在胎児仮死について記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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