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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻4号

1985年04月発行

原著

破水の確定診断法について

著者: 藤本征一郎1 田中俊誠1 菅原卓1 岡田雄一1 和気徳夫1 花谷馨1 藤田博正1 高岡波留人1 酒井慶一郎1 林宏1 一戸喜兵衛1

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.271 - P.275

文献概要

 妊娠中期における破水の確定診断,ことに高位破水,仮羊水破水の診断は困難なことが多い。
 われわれは,PSP色素を直接羊膜腔内に注入することにより破水の確定診断法を確立し臨床的有用性を確認しえた。すなわち,妊娠14週から33週において,従来の方法では診断に困難を感じて13症例を対象に本法を採用し,迅速な破水診断のもとに,適切な流・早産管理をなしえたものと確信できたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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