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近年,日本の産婦人科領域にもマイクロサージェリーによる卵管形成術が導入され,徐々にではあるが定着しつつある。しかしマイクロサージェリーの概念,手術は従来の手術と趣きが異なるため「とっつきにくい」と思われている。筆者は東京国際産婦人科マイクロサージェリーシンポジウムの時に来日したこともあるR.M.L.Winston (Hammersmith Hospital,University of London)のもとへ留学し,卵管性不妊症の治療法,とくにMicro—surgical Tubosurgeryのトレーニングを受け,私なりの成果をあげることができたので,彼のもとでのトレーニングシステムを紹介する。
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