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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻5号

1985年05月発行

グラフ 胎児の機能診断

NSTと胎児機能

著者: 佐藤郁夫1

所属機関: 1自治医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.290 - P.294

文献概要

 胎児の中枢神経は低酸素症に弱く,予備能のない臓器といえる。その胎児の中枢神経の機能をreal timeに知る手段として,胎児心拍モニタリングがある。
 1969年Kubli1)やHammacher2)らはストレスのない胎児心拍モニタリングによって胎児の状態を明らかにしようと試みた。これが後にNST (nonstress test)と呼ばれ,その後Rochard3),Lee4)らによってアメリカでも胎児の健康状態を診断する方法として有用性が認識され,今日世界中で広く利用されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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