文献詳細
グラフ 胎児の機能診断
文献概要
胎児の中枢神経は低酸素症に弱く,予備能のない臓器といえる。その胎児の中枢神経の機能をreal timeに知る手段として,胎児心拍モニタリングがある。
1969年Kubli1)やHammacher2)らはストレスのない胎児心拍モニタリングによって胎児の状態を明らかにしようと試みた。これが後にNST (nonstress test)と呼ばれ,その後Rochard3),Lee4)らによってアメリカでも胎児の健康状態を診断する方法として有用性が認識され,今日世界中で広く利用されている。
1969年Kubli1)やHammacher2)らはストレスのない胎児心拍モニタリングによって胎児の状態を明らかにしようと試みた。これが後にNST (nonstress test)と呼ばれ,その後Rochard3),Lee4)らによってアメリカでも胎児の健康状態を診断する方法として有用性が認識され,今日世界中で広く利用されている。
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