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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために 生殖・内分泌

体重減少性無月経—神経性食欲不振症

著者: 中村幸雄1 小田高久2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産科婦人科教室 2東京歯科大学市川病院産婦人科

ページ範囲:P.385 - P.391

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 近年,肥満,太りすぎは心臓病,糖尿病,動脈硬化その他の成人病と密接な関係のあることが証明され,やせることに対する関心が急に高まり,スマートさは,一つのstatus symbolとさえなりつつある。
 また若い女性にあっては,美容上,肥満は大敵であり,スマートさに強いあこがれをいだいている。この結果,たいして肥満でもない人が,美容上の理由から無理をして減食して,体重減少し,初期の「スマートさ」への目的を達しても,その裏面には長期にわたる無月経に人知れず悩んでいる場合も少なくない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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