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特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために
産科
文献概要
周産期管理の向上をめざす上で,骨盤位の取り扱いに関する問題は,近年とくに重要視されている。1970年以降は未熟児—骨盤位分娩の問題が焦点となっており,分娩様式の選択についての考え方も変わりつつある。本稿では神奈川県産科婦人科医会のアンケート調査でこれまでに得られたデータの一部をまじえ,骨盤位の成因,病態生理,取り扱いに関する考え方の国内外の動向を文献的に考察する。
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