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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻6号

1985年06月発行

文献概要

特集 図でみる病態産婦人科学--適正治療のために 産科

陣痛異常

著者: 菊池三郎1 井上嗣彦1 荒木良二1

所属機関: 1日本医科大学第二病院産婦人科

ページ範囲:P.451 - P.456

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 陣痛1)とは,妊娠・分娩・産褥時に認められる子宮収縮をさす。したがって,その発生する時期別に妊娠陣痛・分娩陣痛・後産期陣痛・後陣痛と分類される。現在のところ,妊娠陣痛の意義については,われわれは頸管の熟化に有意義という結論を得ているが,未だ広く認められているとはいえない。残りの3種の陣痛は共通して妊娠性産物の排出という目的を有している。
 陣痛を研究する時に問題となるのは,通常,妊娠・分娩・産褥の全期間を通して同一の測定法はなく,また,確立された表現法と評価法を欠くことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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