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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻7号

1985年07月発行

雑誌目次

グラフ 胎児の機能診断

肺成熟のモニタリング

著者: 樋口誠一

ページ範囲:P.544 - P.546

 胎児肺の成熟度の出生前診断は胎児の胎外生活能を知る上で最も重要な診断の一つであることは論を待たない。この胎児肺の機能的成熟は,現在のところ,主として以下の三者の発達度に依存しているといえる。すなわち,それは組織学的そして生化学的なものであり,かつ神経学的発達度であると考える。このうち,組織学的成熟の診断はもとより不可能ではあるが,これはまた生化学的成熟とパラレルに進行すると考えられるので,ここでは後者の二つについて,その診断的アプローチの方法を述べることにする。
 胎児肺の生化学的成熟はむろん羊水中の肺サーファクタント(肺サ)の測定によるが,これにはL/S比をはじめ,現在では種々の方法が開発されている(表1)。また,これらの方法は生化学的測定法と物理化学的測定法に分類されうる。前者は診断的正確性で後者に優るが,測定に時間がかかり,後者は迅速ではあるが半定量法であること,主観が入り易いこと,そして多少正確性において前者より劣るという欠点をもっている。したがって,各々の長所,短所を知ったうえで,方法を選択することが肝要であり,表2にその選択の方法の概略を示した。

指標

胎児とAVP (arginine vasopressin)

著者: 三宅良明 ,   村田雄二 ,   坂田寿衛

ページ範囲:P.547 - P.556

 胎児は子宮内環境下にあり,その酸素,循環血液量の調節維持には胎児独自の調節機能が必要と思われる。すなわち,その供給源が母体,胎盤に限られているため,その供給不全による胎児hypoxia,胎児循環血液量の変化に対し,胎児は常にこれらのストレスに対応できる独自の調節能力を備えていなければならない。この意味では,胎児は常に胎内環境の最も良き判断者であると同時にその任務の遂行者でもなければならない。近年,胎児hypoxiaに際して,arginine vasopressin (AVP), cate—cholamine (CA), β—endorphin等のホルモンの増加とその生理的意義についても検討されつつある1,2)。ことにAVPに関しては,従来より陣痛を伴わない帝王切開分娩児に,さらに経腟分娩児では,より以上に臍帯中のAVP濃度が高くなり3),胎児切迫仮死,胎児出血に際しても著増することが報告されている4,62,63)。さらに最近では,AVP, CA, β—endorphin等のradioimmunoas—say (RIA)法の開発と実験動物を用いた生理的妊娠モデルの作成により,実験的環境下における胎児AVPの分泌調節機構,およびその生理作用についても検討されつつある。

トピックス

妊娠中の喫煙は幼少時の知能・精神発育を低下させる

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.556 - P.556

 最近,タバコの害が多く指摘され,とくに母親が妊娠中に喫煙していると,生まれた児の精神発育や行動での異常がみられると報告されて来ている。しかし,これらの異常は必ずしも喫煙のみによるとは限らず,遺伝的な要因もあれば,一般に喫煙の習慣のある者はアルコールを多量にのみ,不安係数も高く,離婚率も高く,職業も転々と変えるものが多く,それらをとりまく環境因子もこれらの児の発育障害や異常と関連性が強いといえる。この問題を解決するためには,多くの症例を用いて分析しなければならない。
 そこでNaeyeら1)は,アメリカでの12の大学とその関連病院で1959年から1966年にかけて生まれた児につき,7年後に詳細に追跡調査した。この中で母親が甲状腺機能低下症,痙攣性疾患,糖尿病,アルコール中毒症などに罹患している場合は統計より除外した。また児が双胎や三胎の場合も除外した。

超音波による単一臍帯動脈の分娩前診断

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.610 - P.610

 単一臍帯動脈の発生頻度は,約200例の分娩に1例であり,出生児に何らかの先天異常を合併することが多いとされている。
 10数年前,英国Leads大学のBryan and Kohler1)によると,単一臍帯動脈の存在は,満期産から得られた胎盤20,000例のうち143例(0.72%)に,また17.5%に当たる25名の出生児に先天異常の合併を認めた。同様に,本邦の木村2)は,単一臍帯動脈を示した27症例の臨床像を検討し,児の先天異常との関連性を指摘し分娩時における臍帯切断面の血管数を正確に検索することが臨床上極めて重要であると報告した。

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 子宮筋腫

子宮筋腫の発生要因と内分泌環境

著者: 岡田弘二 ,   山本宝

ページ範囲:P.557 - P.561

 子宮筋腫は婦人科良性腫瘍の90%以上を占め,日常臨床でよく経験する疾患である。
 一般に筋腫は30代後半から40代前半の性成熟期の婦人で高率にみられ,大きな筋腫がみつかっても,比較的卵巣機能が保たれて自覚症状が出にくいことや,放置しても閉経期を境に発育が停止すること,また手術で腫瘍さえ摘出すれば,以後後遺症もないことより,悪性腫瘍に比べ関心が薄く,その発生・発育のメカニズムの解明がそれほど進んでいないような感じがある。

子宮筋腫の症候と診断

著者: 鈴木正彦 ,   山田栄子

ページ範囲:P.563 - P.568

 子宮筋腫は婦人科領域においてもっとも頻度の多い腫瘍で,日常臨床で遭遇することが極めて多い疾患である。したがってその診断の重要性は昔も今も変わることがないわけであるが,妊娠反応が手軽に行われるようになった現在,妊娠との鑑別は比較的容易に行われるようになった。しかし最近画像診断,腫瘍マーカーなどの進歩により,その診断の正確さを厳しく要求されるようになったことも事実である。すなわち子宮筋腫と子宮腺筋症,有茎性子宮筋腫と充実性卵巣腫瘍,あるいは変性子宮筋腫と卵巣悪性腫瘍などは治療法,予後など大きく異なるため,その診断は極めて大切である。
 以下,子宮筋腫の症候,診断について最近の進歩を中心に述べてみたい。

子宮筋腫の保存療法

著者: 須川佶 ,   大和知子 ,   濱田和孝

ページ範囲:P.569 - P.573

 子宮筋腫に対してもっとも広く行われている治療法は単純性子宮全摘術である。しかしながら子宮筋腫は数多くの婦人に発生し1),しかも性成熟期に発症することが多いため,生殖器官としての子宮機能を温存する必要が生じる場合もある。そのほか,筋腫が小さく手術適応とならない場合や,筋腫は比較的大きくても閉経期直前でその増大傾向が少ない場合などには,随伴症状が強くなければ子宮を温存したままで観察や治療が行われている。子宮温存を目的とする症例あるいは術前の待期症例には随伴症状である過多月経,不整出血,月経困難症,貧血などを対症的に寛解させ患者の苦痛を和らげることが必要となる。腫瘍に選択的に作用する薬剤により,子宮筋腫を変性,縮小させることが理想的であるが,現在なお有効な抗筋腫薬は発見されるに至っていない。本稿では子宮を温存して行う子宮筋腫に対する治療をまとめ,その意義について述べる。

子宮筋腫の手術療法

著者: 関場香

ページ範囲:P.575 - P.580

 子宮筋腫の手術療法は機能温存,すなわち妊孕力の温存を考慮した筋腫核出術と筋腫を含めて子宮を摘出する単純子宮全摘術があり,それは更に腹式と腟式の2つのルートに分けられる。
 以前は盛んに行われた子宮腟上部切断術は頸癌発生母地である子宮頸部を残すことによるデメリットの多いことから,最近では特殊な症例を除いて殆ど行われていない。子宮筋腫の手術療法ということになると,上述した術式すべてについて触れなければならないが,今日,子宮筋腫の手術として最も頻度の高いものは腹式単純子宮全摘術であるといえる。そこで今回はこの術式に限って,術式に対する私の考え方と日頃私が注意している点について述べてみたい。

子宮筋腫合併妊娠の取り扱い

著者: 金沢浩二 ,   竹内正七 ,   吉沢浩志 ,   丸橋敏宏

ページ範囲:P.581 - P.585

 子宮筋腫は産科婦人科領域における最もpopularな良性腫瘍であり,その発生の背景因子として性ステロイド,特にエストロジェンとの関係がそのレセプターレベルで検討されつつある1,2)。近時,婦人科腫瘍への関心はもっぱら悪性腫瘍に向けられており,子宮筋腫への関心は薄らいだ感もある。しかし,子宮筋腫の発生原因,病態生理などの基礎的問題は未解決のままである。また,臨床的事項に関しては,多くの成書にその基本的なoutlineが記載されているが,子宮筋腫が良性腫瘍であり,原則的に生命をおびやかすものでないことから,実際の臨床における取り扱いには多くの異なった意見がきかれるところである。
 本腫瘍は性成熟期に多発することから,妊娠との合併症例も多く,それぞれ相互にいろいろな影響を及ぼし合うことが経験される。したがって,その取り扱いにはさらに多くの意見が提起されている。基本的には待機的療法と積極的療法とがあるが,なお十分な検討が加えられなければならない。本稿では,教室の臨床成績を紹介した後に,文献的な考察を行い,子宮筋腫合併妊娠に関する適正な取り扱いをさぐりたいと考える。

Topics

術後のマイナートラブル—一過性高プロラクチン血症

著者: 川島吉良 ,   林賛育

ページ範囲:P.586 - P.587

 子宮筋腫に限らないが,術後に乳房腫脹,乳汁分泌,排卵障害などを経験することがある。手術を契機として発症していることは明らかなので,手術のストレスや麻酔が影響していることは想像に難くない。
 これを明かすために二,三の実験を試みた。先ず手術術後の血中のプロラクチン(PRL),向甲状腺物質放出ホルモン(TRH)及び甲状腺刺激ホルモン(TSH)の変動を調べたところ,図1のように,全身麻酔で子宮摘出術を施行した35例の平均値が示された。

子宮筋腫はふえているのか

著者: 石丸忠之

ページ範囲:P.588 - P.590

 子宮筋腫の発生原因はいまだ不明であり,幾つかの説が挙げられている。その中でも,内分泌説(とくに卵巣ホルモン分泌異常)は今日でも注目される一つの学説である。子宮筋腫と正常筋層のhormone receptor濃度を比較検討した玉舎ら1)の報告によると,筋腫のestrogenreceptor濃度は正常筋層より高いが,progesteroneやandrogenのreceptor濃度は逆に筋腫の方が低い。したがって,筋腫では抗estrogen作用は発現しがたく,相対的にestrogen作用が増強されると述べている。また最近は,初経の早発化ならびに閉経の遅発化傾向,すなわち有経期間の延長により子宮筋層はestrogen作用をより長い期間にわたって受けることになる。以上のことから,最近,子宮筋腫は増加しつつあるのではないかと予測される。そこで子宮筋腫の発生頻度について調査してみた。

Leiomyomatosis peritonealis disseminata

著者: 竹内正七 ,   金沢浩二 ,   本間滋

ページ範囲:P.591 - P.593

 子宮筋腫は良性腫瘍であり,日常の臨床において,その取り扱いに重大な問題を生じることはほとんど無いといえよう。ところが,本来子宮に限局するべき筋腫が,腹腔内臓器表面あるいは腹膜にあたかも播種をきたした如く多発する症例,あるいはまた,肺など遠隔臓器にあたかも転移をきたした如く多発する症例が報告されている。これらはそれぞれperitoneal leiomyomatosisまたはLeiomyomatosis peritonealis disseminata, metastasiz—ing leiomyomaと呼ばれている。
 本稿においては,Leiomyomatosis peritonealis disse—minata (LPD)についてその臨床的病理組織的特色を概説したあと,既に昭和53年,教室より報告した症例についてその後の経過を紹介し,いくつかの問題点をあげたいと考える。

講座 実地医家のためのホルモン講座

hPL

著者: 森川肇

ページ範囲:P.594 - P.598

 胎盤は,母児間の物質交換という重要な働きに加えて,内分泌臓器として多くのホルモンや酵素などを分泌する。
 1961年に伊藤,東は,胎盤に催乳作用をもつ物質が存在することをはじめて明らかにし,ついで1962年にはJosimovich&MacLarenがこの物質の分離に成功し,成長ホルモンと免疫学的に共通の抗原性をもつことを報告するとともにヒト胎盤ラクトーゲン(human placentallactogen;hPL)と名づけた。

原著

子宮頸部扁平上皮癌のin vivoおよびin vitroにおけるTA−4産生能

著者: 野沢志朗 ,   小島雅彦 ,   蔡篤仁 ,   酒依元子 ,   宇田川康博 ,   栗原操寿

ページ範囲:P.599 - P.604

 扁平上皮癌に特異性の高い腫瘍マーカーといわれているTA−4につき臨床的,基礎的検討を行った。①子宮頸部扁平上皮癌患者35例の血清TA−4陽性率は,0期およびIa期で0%,Ib期37.5%,II期67%であった。なお,健常婦人血清は全例cut off値(2.0ng/ml)未満であった。卵巣mucoepidermoid carcinomaと子宮体癌で各1例血清TA−4陽性例がみられた。②子宮頸部扁平上皮癌の免疫組織化学によるTA−4染色では,角化癌,大細胞非角化癌は全例陽性に染色されたが,小細胞癌では8例中5例の陰性例がみられた。正常扁平上皮では表層および中層が陽性であった。また正常頸管腺細胞で陽性例を1例認めた。③子宮頸部扁平上皮癌株4種(SKG-I, II, IIIa, IIIb)の培養液中,cytosol分画中にTA−4を検出した。単位蛋白当たりTA−4産生量はSKG-III, II, Iの順に高く,免疫細胞化学によるTA−4染色陽性細胞の出現率もほぼ同様であった。

卵巣癌試験開腹症例に対するsecond-look手術

著者: 関谷宗英 ,   岩沢博司 ,   大崎達也 ,   長田久夫 ,   小堀恒雄 ,   高見沢裕吉

ページ範囲:P.605 - P.610

 卵巣癌では初回手術時進行期癌が多く,不完全手術に終わる場合が多い。残存腫瘤に対して従来から放射線療法,最近では積極的な化学療法が行われるが,それぞれの効果にも限界があり,予後を著しく改善するに至っていない。可能な限り腫瘤を摘除する手術療法(debulking)が,卵巣癌の予後を決定する最も重要な因子であるので,現在不完全手術症例に対し再開腹による可及的な腫瘤摘除(second-look手術)が試みられている。またsecond-look手術は直視下における残存腫瘤の有無,治療打ち切りの判定,術後治療の効果,再発の診断など診断上の意義をも兼ねている。今回試験開腹症例の予後改善を目的としたsecond-look手術の意義について検討したが,初回手術後の化学療法あるいは放射線療法併用による有効症例で,second-look手術時触知できる腫瘤の残存が無い症例では,長期生存も期待できることが判明した。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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