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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻7号

1985年07月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 子宮筋腫

子宮筋腫の発生要因と内分泌環境

著者: 岡田弘二1 山本宝1

所属機関: 1京都府立医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.557 - P.561

文献概要

 子宮筋腫は婦人科良性腫瘍の90%以上を占め,日常臨床でよく経験する疾患である。
 一般に筋腫は30代後半から40代前半の性成熟期の婦人で高率にみられ,大きな筋腫がみつかっても,比較的卵巣機能が保たれて自覚症状が出にくいことや,放置しても閉経期を境に発育が停止すること,また手術で腫瘍さえ摘出すれば,以後後遺症もないことより,悪性腫瘍に比べ関心が薄く,その発生・発育のメカニズムの解明がそれほど進んでいないような感じがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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