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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科39巻7号

1985年07月発行

ヒューマンバイオロジー--臨床への展開 子宮筋腫

Topics

術後のマイナートラブル—一過性高プロラクチン血症

著者: 川島吉良1 林賛育1

所属機関: 1浜松医科大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.586 - P.587

文献概要

 子宮筋腫に限らないが,術後に乳房腫脹,乳汁分泌,排卵障害などを経験することがある。手術を契機として発症していることは明らかなので,手術のストレスや麻酔が影響していることは想像に難くない。
 これを明かすために二,三の実験を試みた。先ず手術術後の血中のプロラクチン(PRL),向甲状腺物質放出ホルモン(TRH)及び甲状腺刺激ホルモン(TSH)の変動を調べたところ,図1のように,全身麻酔で子宮摘出術を施行した35例の平均値が示された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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