文献詳細
文献概要
講座 実地医家のためのホルモン講座
hPL
著者: 森川肇1
所属機関: 1神戸大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.594 - P.598
文献購入ページに移動 胎盤は,母児間の物質交換という重要な働きに加えて,内分泌臓器として多くのホルモンや酵素などを分泌する。
1961年に伊藤,東は,胎盤に催乳作用をもつ物質が存在することをはじめて明らかにし,ついで1962年にはJosimovich&MacLarenがこの物質の分離に成功し,成長ホルモンと免疫学的に共通の抗原性をもつことを報告するとともにヒト胎盤ラクトーゲン(human placentallactogen;hPL)と名づけた。
1961年に伊藤,東は,胎盤に催乳作用をもつ物質が存在することをはじめて明らかにし,ついで1962年にはJosimovich&MacLarenがこの物質の分離に成功し,成長ホルモンと免疫学的に共通の抗原性をもつことを報告するとともにヒト胎盤ラクトーゲン(human placentallactogen;hPL)と名づけた。
掲載誌情報