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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科4巻1号

1950年01月発行

雑誌目次

原著

岡林式子宮頸部癌剔出術後の骨盤傍組織化膿防止策としての尾骨側部ドレナージの效果報告

著者: 萩野久作

ページ範囲:P.1 - P.3

 緒言 私は臨床婦人科第2卷4號に於て,子宮頸部癌の手術療法成績を報告し,その際,骨盤傍組織化膿の防止策として,尾骨側部ドレナージの應用を推薦して置いた,當時,私の經驗例はまだ少く,その成績も19例中3例(15.8%)の化膿を經驗しており,私自身の感想としても,その效果を斷言するまでには到つていなかつた.然しこのドレナージは骨盤腔化膿の防止策としては理論的に正しいことであるから,今後も繼續して觀察する考であると述べて置いた.
 其後大阪の藤森教授からは,骨盤腔化膿の豫防としてペニシリンが有效だから使つて見るようにとの手紙を寄せられた.然し私け,ペニシリンが有效たことに對して異議はないが,尾骨側部ドレナージを推薦した責任上,その效果如何を報告する義務を感じていたので,當分の間尾骨側部ドレナージだけの觀察例を集めたいと思つていたから,藤森教授に對してはその旨を答へて置き,後日ペニシリンだけの效果と,尾骨側部ドレナージだけの效果とを比較して觀て,夫々の效果を明かにしたならば,子宮頸癌手術的療法の進歩に役立つであろうと,樂しみにして待つていた.

腹膜からのペニシリンの吸収,擴散,排泄について

著者: 齋藤達郞

ページ範囲:P.3 - P.7

緒論
 ペニシリンの投與法として理想的には病巣に於ける病原菌に直接ペニシリンの侵襲を加う可きものである.治療經驗に徴するもペニシリンの局所,特に腔内投與は全身投與に比し著しく奏效顯著な場合があり,時には全身投與によわ全く無效の場合も局所投與によつて治癒せしめ得る場合も吾々は經驗している.その理由は,局所投與による場合は,1)直接菌に接觸せしめ得べきパニシリンの濃度を高濃度に自由に選擇出來る.2)從つて菌の蒙る可き運命は只單に靜菌現象に止らず,更に積極的な溶菌,殺菌等の試驗管内に於けると同じAnalogyの現象を期待し得るからであろう.又從來不感性菌として取扱われる大腸菌類にも或程度有效な事が考えられる.なお血清,腹水等のペニシリン不活化因子に關する報告も見られるが,之とてもペニシリン量が高濃度であれば殆んど問題とはならない.數年來慶大産婦人科に於ては,有菌手術である子宮癌根治手術にペニシリンの兩側骨盤結合織創腔内及び腹腔内注入を用いて著效を治めつゝある.之等の統計的事實については既に日本産婦人科學會に發表した.なおその際,腹腔内ペニシリンの消長に關して一部報告したがその後の實験域績を得たのでまとめて報告する.
 實驗を分けて次の項とした.

授乳と月經に關する2,3の統計的觀察

著者: 山尾悟

ページ範囲:P.7 - P.10

緒言
 分娩後授乳期間中,ある程度の無月經期間のある事は,周知の事で,授乳性無月經と言われているが,之は授乳中は必ず無月經であると言うのでは無くて,授乳乃至乳汁分泌が無月經と一定の關係にあると言う事を意味するものである.第2次性徴としての乳房の發育,月經周期との關係などを考えても,乳腺と生殖器とは,密接な關係があり,授乳と無月經の間にも,何んらかの關係のある事は,明らかと思われるが,正常産,死産,流早産後の月經再潮に就て,2,3の統計的觀察を試みたので報告する.

體内滯留遷延法としてのペニシリンの膝關節腔内注射に就て

著者: 金子瑛

ページ範囲:P.11 - P.12

緒言
 Penicillin (以下Pc.と略す)治療上の欠點とも言うべき其體外排出を出來る限り緩徐ならしめその有効濃度を出來る限り長時間體内に保留せしめようとする方法が種々あるが之の目的に向つてW.R.Bagleyは1945年にPc.の高單位を一度に膝關節腔に注射した症例を報告している.Bagleyは100名の患者に本法を實施し1名の故障者も無く而も同一膝關節に19回にも亘り注射したが何等障碍を起さなかつた.又Walfer E.Hatehは90例に就き,橋本氏は20例,家氏は2例に就き報告何等の異常も認めなかつた.餘は慶應義塾大學産婦人科手術患者13例に就き之を實施したので茲に報告する次第である.

綜説

葉緑素誘導體に關する研究

著者: 赤須文男 ,   河原節

ページ範囲:P.13 - P.18

第1章 緒論
 近年の所謂化學療法の進歩は實に目覺ましいものであるが,微生物に依つて惹起される疾病に對する治療法全般の進歩の跡を辿つて見ると,直接病原體を殺す方法(昇汞,リゾール,サルバルサン,アクリフラビン等)と生體の抗菌力を高める方法(蛋白體療法,輸血,オムナジンなど)とが並行して進められて來ている.然し最近のサルフア劑,ペニシリン,ストレツプマイシンなどに到ると殺菌力でなく病原體の發育増殖阻止であり,この場合,必然的に體力の強さが要求されている.この様に,生體の體力はどうしても最後の運命を決するものと云わなければならない.それ故,この體力を増強させる方策は,それが全身的であつても(癌の全身療法など)局所的であつても(從來の各種の物理療法など)常に研究進歩されなくてはならない.この意味に於て,葉緑素Chlorophyllの廣用は極めて注目に價するものと我々は考える.
 Chloropltyllは衆知の如く植物の葉中に含まれている緑色の色素で,Carotin,Xanthophyllだとの所謂リポクロームと共に葉緑粒中に含まれている.この研究は1837年Berzelius時代から行われてゐると云うが,今日に於てはWillstatter,Fischer,Stollなどによつてその構造式が明かにせられた.それは血色素が膽汁色素に似て居り次の如くである.

新生児期の黄疽に就いて

著者: 林基之

ページ範囲:P.18 - P.21

まへがき
 新生兒期に見られる各種の黄疸を主徴とする疾患を擧げ,特に,その類症鑑別に重點を置いて述べ,簡單に療法にも及ぼうと思う.

症例研究

子宮筋腫と誤診された高度に石灰化せる類皮嚢胞の1例について

著者: 安武豊志男

ページ範囲:P.22 - P.25

緒言
 婦人性器腫瘍の退行性變化として,石灰化が筋腫,纎維筋腫,纎維腫,癌,卵巣嚢腫,卵巣黄體及白體等に存在することは稀ではない.卵巣腫瘍の續發變化たる水腫,脂肪化,出血,壞死,石灰化等は一般に充實性腫瘍殊に悪性腫瘍に強く,嚢腫及び良性充實性腫瘍には輕度である,就中,卵巣類皮嚢胞の實質突起並びに嚢房壁の續發變化で比較的瘻々認められるのは退行性變化,循環障碍並びに潴溜嚢腫で,退行性變化としては脂肪沈着石灰化,硝子様變性,軟化,壞死等で時には粘液變性を來すことがある.全嚢胞内容が石次化した例はKroemer,岩永の報告があるが,全嚢胞壁が石灰化して所謂石次殻を形域せる例はBusse,宮崎の報告を出でず稀有なるものである.余は類皮嚢胞の嚢房壁内に高度に石灰化し,殆ど石灰殼を形成し,共の骨盤内占居部位,硬度形状よりして恰も子宮筋腫を思わしめた例を經驗した.

虫垂炎性腫瘍と誤られた卵巣類皮嚢胞の1例

著者: 宮下悌次

ページ範囲:P.26 - P.27

1.はしがき
 卵巣類皮嚢胞は全卵巣腫瘍中歐人間では平均約10%,吾國では約20%の發生瀕度であるその化膿は統計上2.5%前後が多く比較的稀れであると考える.
 此の嚢胞は長年月間無害に經過し發育緩慢である.大さの割合に比し重量大である關係上小骨盤腔内に於ける移動性が少くない.爲めに周圍との癒着,莖捻轉化膿腐敗惡性等の續發症を有し,全卵巣腫瘍中66%〜78%前後の最多の化膿率を示す.特に妊娠分娩産褥等との合併は非妊娠時に比し化膿率はより高度である.化膿と莖捻轉とは手術的救急處置も餘儀なくされる.本例は虫様突起炎性腫瘍と誤り,某醫に依り腹堅上より穿刺を受け穿刺部が腹堅瘻孔を形域し,長期に渉り保存的姑息的な療法が行われていたものを剔出手術により全治した症例である.

ビタミンKにょる子宮筋腫及び卵巣嚢腫(漿液性)の治驗

著者: 佐々木松節

ページ範囲:P.28 - P.29

緒言
 從來子宮筋腫及び卵巣嚢腫に封する治療法としては,手術的に除去する他はないものであるが,余は後藤七郎先生より,子宮筋腫ビタミンK (武田製カチーフ使用以下ビKと略記)の注射により,非手術的に治癒せしめ得る可能性ありと云われたので,之を試み,果して治癒せしめ得た.又先生の文献中に,陰嚢水腫に封しても,ビKの使用が効果的である由を報ぜられていることに基き,余は漿液性卵巣嚢腫にビKを試みたならば,之を治癒せしめ得る可能性ありとの想像の許に,本治療を試みた處,果して豫期の治療効果を得た共故此興味ある症例を茲に報告して,諸子の參考に供する.

豫報・速報

産婦人科領域に於ける血清アルギニンの研究

著者: 森和雄 ,   松本淸一

ページ範囲:P.30 - P.32

 正常婦人,妊産褥婦並に更年期婦人等の血清アルギニン量を測り,2,3の興味ある知見を得たのでその概要を報告する.

習慣流早産の防止並に乳汁分泌抑制に水銀劑を試用して

著者: 池內眞澄

ページ範囲:P.32 - P.32

1
 私は昭和11年新京滿鐵醫院に奉職中時の醫長齋藤護邦博士が昔から自分の家の秘法のようになつているのだが,習慣流早産に水銀劑を長期服用させると好成績を收めると教えて下さつた.然し自分は黄體ホ,低單位卵胞ホ.ビタミンE,ビタミンC等併用して來た.最近黄體ホ,ビタミンEの入手が不可能となつたので水銀劑を想い出してイグロシン,ルエスチン,ネルケガン等を1週1回1cc宛の注射を連用してみた處好成績を得るように思われた.その後慶大中島助教授の症候上より見たる産婦人科診斷治療學や産と婦第1卷第5號,第5卷第6号の座談會記事に木下正中先生,篠田教授,中島助教授等が御經驗を述べられているのを知つて力強い味方を得たような氣持になつた.實は此等の文献は發刊常時に既に目を通していた筈であるが,黄體ホ等に心酔していた時代だから眼中になく,從つて全く記憶にも残らなかつたと思われる.自經例は未だ少なくして公表の域には至らないが確かに効くように思われるから殊に今の若い方々は一笑に附すことなく御追試をおすゝめし度い.

境界領域 眼科から

妊娠時に見られる眼底所見

著者: 植村操

ページ範囲:P.33 - P.36

 妊娠又は産褥に際して,所謂弱視或は失明の來ることは,可成り以前から知らたていたが,その詳細は不明であつた.然るに檢眼鏡が發明されて眠底を檢査することが出來るようになつてから,此内に眼底に變化があるために視力が害されているもの,又認むべきものないものとがあることが判つた.即ち妊娠腎に際しては妊娠腎性網膜炎と子癇性黒内障とがあることが知られた.
 それでは妊娠腎患者は網膜炎の來る頻度はどの位かというと,その報告は至つて少い.或る報告者は極めて小さい數を示しており,或る學者は妊娠腎の際には網膜炎を起さないとさえ云つているが之は誤りである.又或る學者は15%近くも起ると云つている.

新生兒膿漏眼について

著者: 大塚任

ページ範囲:P.36 - P.39

緒言
 出産後3週以内に結膜炎が起り,眼脂が出る場合,Opthalmia neonatorum新生兒眼炎,或いは新生兒膿漏眼という.スルフアミン劑次いでペニシリンの發見により,その治療法に一大變革がなされた眼疾患の一つであるが,我國の普通眼科書に見る本症の記載はペニシリンの附加に止り,舊態然たるものである.よつて最近の米英の知見を參考として新生兒膿漏眼について述べて見たい.

衞生統計

新生兒の死亡について(その1)

著者: 瀬木三雄

ページ範囲:P.40 - P.41

結核
 傳染病等今日の醫學の力に豫防治療の容易な疾病による死亡が減少するに從つて,癌その他高年疾病に對する關心と,幼弱死亡に對する注目が増大するは當然にして,1950年よりの國際疾病死因傷害分類も,このような觀點に立つて改變されている.
 新生兒の醫學上の定義は必すしも一定していない.從來の統計上の定義としては1カ月未満が用いられて見たが,1950年からの國際分類に於ては28日未滿或は4週未滿と定義され,我國における諸統計もこの解釋による筈である.臨床上その可否を論ずる餘地はあるし,又この新定義を臨床上の定義として用うべきであるか否か等に付ては見解も分れると思うが,しかしこの衞生統計上の國際用語を,臨床用語として用うるも大なる支障はないであろうと思う.成可くは一致させておいた方が便利であり,誤解もすくない.光榮ある論爭の歴史に輝く,「新生兒」という文字の可否に付ては筆者がこゝに云々する要はない.論爭のはなやかなりし割合には,定義の方があいまいであり,いつまでが新生兒期であるかということについて,明白にして意見の一致をみた解釋がなかつたことは興き味深い.

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海外のうごき

ページ範囲:P.43 - P.44

子宮内膜症について
 本症は近頃比較的注意されるようになつた.Randall,C.L(J.A.M.A.,1949.139:972)は次のようにのべている.
 子宮内膜組織が表面的に播種性にひろがつたり,深く侵入したりして性器,泌尿器及び消化管の機能をきまたげるようになれば症状が起つて來る.本症のひろがる範圍と症状の強さとにはあまり平行關係はないようであう.本症では月經時に疼痛が起ることが多いが炎症や腫瘍のように始終症状が伴う.特に疼痛が進行性であれば本症を疑う必要がある.内膜症は不妊症の場合に起り易い.しかし直接に排卵を妨げることもないし,生殖管もふさいで受胎を妨げるものでもない.妊娠すれば輕快するものである.腸管の障碍は本症では稀ではあるが,直腸やS字状結腸などが記されることがある,時としては膀胱の機能が障碍されたり尿管の下部が狹くなることもある.

第3回日本産科婦人科學會東京地方部會の記

ページ範囲:P.45 - P.46

 昭和24年11月26日午後1時から東京醫科齒科大學第1講堂で開かれた.開始時間が早過ぎたために參會者は後半になつて増した.

隨想

私の言い分

著者: 井合勉

ページ範囲:P.47 - P.47

 去る11月6日夜の日比谷公會堂に於ける健康保險は所期の目的を達しているかと題する放送討論會の席上末高氏が「健康保險を引受けておるところのお醫者さん方が全をもうける爲の業態である開業醫というもので行われている云々」と言われたことは非常な反響を呼んでいる.これについては氏は開業醫制度を批判したのであつて,開業醫そのものを批判したのではないと言つていられるが私も一言述べさせて頂きたい.氏の意見では多分現左の日本の醫療體制は開業醫が營利的になるから醫療が不充分不完全になるのであつて,醫療體制の一環中には製藥業者もあり醫療器械業者もあるのにただ開業醫さえ利を吸收しなければ理想的なる醫療が行きわたるとでも思つていられるのであろうか.若し然らばこれはあまりにも偏見である.抑々醫業は病を治するのか本旨であるから開業醫とてもその例外ではないのである.難病を心血を注いで治しえた時の喜びは醫者のみの知る喜びであろう.假に百歩を讓つて開業醫が儲け主義だとしてもそれは心底からの本質的儲け主義なのではなく不可抗力的儲け主義なのである,開業醫を營利的たらしむるとすれば,それははやく言えば重税であろう.

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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