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文献概要
原著
胎兒の心電圖に就いて
著者: 小國親久1
所属機関: 1北海道大學醫學部婦人科學教室
ページ範囲:P.436 - P.438
文献購入ページに移動緒言
從來胎兒心臟に關する研究は主として發生形態學的又は組織學的に發達過程を追求したものが多く,1)其の機能に關しては殆んど未開拓といつてよい状態である。2)
筆者は身長4.8cmより新産兒に至る胎生各期の心臟機能を40數例の人工流産胎兒に就いて,心電圖により器質的發逹過程に伴う機能的發展を追求した。
從來胎兒心臟に關する研究は主として發生形態學的又は組織學的に發達過程を追求したものが多く,1)其の機能に關しては殆んど未開拓といつてよい状態である。2)
筆者は身長4.8cmより新産兒に至る胎生各期の心臟機能を40數例の人工流産胎兒に就いて,心電圖により器質的發逹過程に伴う機能的發展を追求した。
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