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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科4巻2号

1950年02月発行

症例研究

所謂破壤性胞状奇胎の1例

著者: 水野哲義1

所属機関: 1熊本市八幡町内野病院

ページ範囲:P.71 - P.72

文献概要

 一般に胞状奇胎は,子宮腔内に向つて發育増殖するものであるが,絨毛細胞の増殖力旺盛なるものでは,子宮筋層内に破壤侵入し,或は子宮周圍に腫瘤を形成し,稀には腹腔に穿孔することがある.
 Volkmann.は斯る,脱落面から筋層へと連續的に破壤されている胞状奇胎を,破壤性胞状奇胎と稱した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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