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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科4巻2号

1950年02月発行

文献概要

境界領域 整形外科から

乳兒の先天性股關節脱臼

著者: 靑池勇雄1

所属機関: 1東京醫科齒科大學

ページ範囲:P.80 - P.84

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 先天性股關節脱臼が産科とは尠なからぬ連がりをもつていて,屡々産科の方で發見され早期に治療開始の出來る場合がある.斯樣な患者は治療が甚だ簡單に濟んで大變得をして幸福なわけで,今後は出來る限り新産兒か幼若乳兒のうちに本症が發見されるようにならなければならない.
 ところで先天性股關節脱臼は隨分多い疾患で,女兒に多く,新産児の0.5〜1.0%に發見出來る高頻度の疾患であるから,早期に治療開始の出來るためには,一般の醫師,特に産科の方々の協力に頼らなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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