文献詳細
文献概要
境界領域 整形外科から
乳兒の先天性股關節脱臼
著者: 靑池勇雄1
所属機関: 1東京醫科齒科大學
ページ範囲:P.80 - P.84
文献購入ページに移動 先天性股關節脱臼が産科とは尠なからぬ連がりをもつていて,屡々産科の方で發見され早期に治療開始の出來る場合がある.斯樣な患者は治療が甚だ簡單に濟んで大變得をして幸福なわけで,今後は出來る限り新産兒か幼若乳兒のうちに本症が發見されるようにならなければならない.
ところで先天性股關節脱臼は隨分多い疾患で,女兒に多く,新産児の0.5〜1.0%に發見出來る高頻度の疾患であるから,早期に治療開始の出來るためには,一般の醫師,特に産科の方々の協力に頼らなければならない.
ところで先天性股關節脱臼は隨分多い疾患で,女兒に多く,新産児の0.5〜1.0%に發見出來る高頻度の疾患であるから,早期に治療開始の出來るためには,一般の醫師,特に産科の方々の協力に頼らなければならない.
掲載誌情報