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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科4巻3号

1950年03月発行

症例研究

重複子宮の妊娠分娩經過觀察例

著者: 今野高信1

所属機関: 1東北大學醫學部産婦人科教室

ページ範囲:P.123 - P.125

文献概要

緒言
 重複子宮の妊娠,分娩を如何に取扱うべきかは極めて興味ある問題で,1859年Kussmaulは「重複子宮の妊娠,分娩は正常子宮の場合とさして變らない」という意見を出しているが,爾來この問題に關し,多くの報告例があるけれども,その治療方針については一定する處がない。余は最近重複複子宮を有する婦人で,母子共に異常なく滿期分娩を完了しだ4例を經驗したので,當教室20年間の統計的觀察をも加えて,こゝに其大要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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