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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科4巻6号

1950年06月発行

原著

邦製オキソフェナルシンによる驅梅療法

著者: 中村肆郞1

所属機関: 1下谷病院産婦人科

ページ範囲:P.227 - P.230

文献概要

 緒論 Oxophenarsine hydrochloride (以下Oxoと略す)は米國藥局方13版に收録せられた驅梅劑であつて,我國に於ては大日本製藥株式會社が始めてその製品化に成功した.
 OxoはArsenoide系驅梅劑の中に包括されるべきものであるが,今日我々が入手し得るArse—noide系驅梅剤としては(1) Oxo (米國藥局方13版我國では國民醫藥品集の公定品Mapliars—ol)(2) Mapharsol AL及び(3) Chloralsolである.私の報告の前に,Oxo-HClと今日迄使用せられて來たMapharsol ALとの化學的相異を述ぺてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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