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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻1号

1986年01月発行

文献概要

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 明日へのホルモン療法

正常プロラクチン性無排卵症のブロモクリプチン療法は有効か

著者: 越田光伸1 林国城1 岡村均1 森崇英1 高橋晃2

所属機関: 1京都大学医学部婦人科学産科学教室 2倉敷中央病院産婦人科

ページ範囲:P.51 - P.54

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 Bromocriptine療法(Br.療法)がgalactorrhea amenorrheaに有効であるとの臨床報告1)が1971年に発表されて以来,本療法はgalactorrhea amenorrheaや高プロラクチン血症性無月経への選択的治療法として用いられ,その効果が報告2〜4)されてきていた。1976年Seppalaら5)によって正常プロラクチン血症性無月経にも本療法が有効であるとのレポートが発表されてから,正常プロラクチン血症性無排卵症に対するBr.療法の有効性に関する多数のデータが公表されており6〜16)(表1),文献的にみても今回の主題である正常プロラクチン血症性無排卵症のながにBr.療法が有効な症例が存在することは確かなようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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