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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻1号

1986年01月発行

文献概要

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 明日へのホルモン療法

胎児管理におけるNSTとホルモン測定の意義

著者: 佐藤章1 星和彦1 荒木壮1

所属機関: 1福島県立医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.67 - P.70

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 ME機器の進歩により分娩前より胎児に関する情報が以前に比べ多く得られるようになってきている。現在,胎児を管理する上で,日常臨床に多く用いられている方法として,胎児心拍数監視法,超音波断層法があり,胎児の状態を直接知る方法ではないが,胎児胎盤系の機能を調べる,いわゆる生化学的検査法として,血中,尿中エストリオール(以下E3と略す),hPL (human placental lactogen)が挙げられる。いずれにせよ,これらの検査法は潜在胎児仮死の早期発見のためにある。
  妊娠中の胎児心拍数監視法の代表的のなものにnon stress test (以下NSTと略す),Contraction stress test(以下CSTと略す)がある。ここでは,胎児胎盤系の機能を検査する方法として種々のホルモン測定があるが,E3にしぼって,NST, CSTとの関係につき記載する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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