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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻10号

1986年10月発行

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集

子宮収縮—抑制と促進

Tocolysis

著者: 千村哲朗1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科教室

ページ範囲:P.741 - P.746

文献概要

 Tocolysisとは,切迫早産時または分娩時の異常収縮に対する薬物学的子宮収縮の抑制を称するが,これらtocolytic agentsは,近年,子宮収縮制御機構の解明とともに数種類の薬物が臨床上使用されているのが現状である。
 現在,tocolysisの臨床的応用は,1)切迫流早産時の子宮収縮抑制,2)分娩時の異常収縮の抑制と胎児切迫仮死時の収縮抑制,3)骨盤位に対する外回転術exter—nal cephalic version (ECV)時の子宮筋弛緩などの際に投与されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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