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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻11号

1986年11月発行

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集

婦人科癌の化学療法

Adverse effectに対する対策

著者: 湯沢秀夫1 鈴木孝明1 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.807 - P.809

文献概要

 近年の抗癌剤療法は著しく進歩しており,癌患者の集学的治療の一環として重要な位置を占めている。現代の抗癌剤療法は,より理論的に,より効果的なものとなっており,強力な抗癌作用を有している反面,重篤な副作用も出現している。抗癌剤療法では,いかにうまく計画通り抗癌剤を投与出来るかが一番大切なことであり,副作用のため中止または延期するようでは中途半端な治療となってしまう。中途半端な抗癌剤療法はかえって患者の体力を消耗し,抵抗力を減弱させ,癌増殖を助けることになる。
 ここでは,抗癌剤の副作用に対する全身支持療法を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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