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原著
子宮肉腫の臨床的・病理学的検討
著者: 関晴夫1 斉藤良治1 田口圭樹1 佐藤康美1 真木正博1
所属機関: 1秋田大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.853 - P.859
文献購入ページに移動当教室にて経験した6例の子宮肉腫のうち5例は1期であり,全例8カ月から7年6カ月(平均4年4カ月)生存しており再発の微候はない。しかしIII期例の1例は6カ月で全身転移により死亡した。組織型は子宮内膜間質肉腫3例,平滑筋肉腫1例,中胚葉性混合腫瘍2例であった。子宮肉腫の予後は治療開始時の病巣の広がりに左右されると考えられる。
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