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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻12号

1986年12月発行

文献概要

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 不妊と不育への対応 私の不妊クリニック

AIHの実際

著者: 都竹理

所属機関:

ページ範囲:P.914 - P.915

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 筆者のように医師1人に看護婦数名という小規模な開業医では,多くの人手と設備を要するマイクロサージェリーや体外受精等は到底行うことができない。その反面小期模であるが故に小まわりがきき,融通のきくところを上手に利用すると大病院では行うことのできないきめ細かい治療を行うことができる。
 AIH (配偶者間人工授精)もその一つである。AIHを成功させるには排卵の時期をできるだけ正確に知り,それと一致して行うことが大切である。そのため排卵の頃にはウイークデイは勿論,日曜・祭日も連日尿中LH(黄体化ホルモン)の測定や超音波検査を行って排卵の時期を正確に知り,必要なら休日といえどもAIHを行わねばならない。以下,筆者のところで行っているAIHの実際について紹介する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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