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薬の臨床
高感度妊娠診断薬新ゴナビスライドの使用経験—特に疑陽性の検討
著者: 澤田富夫1 多田伸1 作井久孝1 市川文隆1 蛯原照男1 丸山邦之1
所属機関: 1藤田学園保健衛生大学産婦人科
ページ範囲:P.947 - P.950
文献購入ページに移動1)新ゴナビスライドは特異性,再現性の良い試薬であり,感度も,200IU/l と申し分ない。
2)ハイゴナビス値との比較において200IU/l以上は全例陽性を示した。
3)ハイゴナビス値80IU/l以下においては,陰性を示した。
4)ハイゴナビス値80IU/l〜160IU/lにおける疑陽性の問題が一番注目されるところであり,この問題につき考按した。
以上より,新ゴナビスライド.疑陽性と判定したものは,むしろ陰性と考え,再検,ハイゴナビス値による精検を併用するのが望ましいと考える。
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