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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻2号

1986年02月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 未熟児管理の進歩

胎児肺成熟と最適分娩時期について

著者: 樋口誠一

ページ範囲:P.101 - P.104

 各種の妊娠合併症,異常妊娠において,胎児の肺成熟が遅延したり,促進されることが知られている。したがって,母体の疾患によっては,その分娩時期の決定にあたり,胎児肺の成熟の違いを知ることは胎児管理の面で都合が良い場合も少なくない。ここでは,正常妊娠における胎児肺の成熟との比較において,各種母体疾患と胎児肺の成熟との関連について述べたい。

超未熟児の分娩対策

著者: 池ノ上克 ,   村上直樹

ページ範囲:P.105 - P.107

 救命困難な超未熟児のintact survivalを得るためには多くの人的要素や医療機器を要し,系統だった周産期の集中治療が必要であることは言うまでもない1)2)
 産科本来の管理目標から言えば,すべての妊娠が合併症もおこさず正期産となり,母児ともに正常な経過をとってくれることを願いたいが,正常正期産をすべての例に期侍することは必ずしも容易なことではない。

前期破水出生時の管理—新生児感染症の診断と治療

著者: 竹内徹 ,   北島博之

ページ範囲:P.109 - P.112

 いわゆるPROM (premature rupture of membranes)の管理ば,次の2点から日常診療上重大な問題となってくる。すなわら子宮内感染症の疑いまたは明らかに確証のある場合,および胎児の未熟性あるいは在胎期間の短い場合である1)。胎盤病理からみると,正期産に近いものほど,羊膜が破れる前よりは破れた後から上行性感染が発生しやすい傾向があるが,早産の場合はそうではない。むしろ逆に感染かPROMの原因となり早産を誘発するものと考えられている2)。しかも最近のように新生児集中看護の進歩によって,viabilityの限界が妊娠中期の終わりの時期とくに24〜25週にまで拡大されてきたので,未熟性(immaturilty)と同時に,感染の有無が新生児死亡および罹病の内容に大きな影響を与えるようになってきた。たとえば,極小未熱児にみられる慢性肺疾患のうち,とくに子宮宮内感染症とWilson-Mikity症候群との関連性について新たな知見が増加しつつある3)。ここでは前期破水を起こした早産児の感染症の発見と治療について述べる。

羊水異常の管理—妊娠継続の可否をめぐって

著者: 椋棒正昌 ,   岡井崇 ,   水野正彦

ページ範囲:P.113 - P.115

 羊水は発育やその他の胎児生命現象と密接に関係しており,妊娠を継続していく上で不可欠な液体である。未熟児医療が進歩し,生下時体重500gm程度の超未熟児を救命し得るまでになったとはいえ,胎児は元来子宮内で養うのが理想である。しかしながら,母体および胎児が原因で羊水過多や羊水過少の異常が起こった場合,やむを得ず胎児を子宮外で育てなけねばならないことがある。児娩出の時期は,妊娠週数,胎児の発育度・成熟度,胎児仮死の有焦,母体の全身状態など,多くの因子を総合して判断される。この項では,羊水量の異常と妊娠継続に関する問題をとり上げてみたい。

肺低形成—その要因と産科管理への提言

著者: 小山典久 ,   小川雄之亮

ページ範囲:P.117 - P.120

 従来,肺低形成は種々の奇形症候群の直接の死亡原因の一つとして理解されてきた。しかし近年,長期間にわたる羊水流出を伴う前期破水の後に出生した児の一部に,他の内臓奇形を伴わない肺低形成の報告があいついでいる1〜11)。これらの例では羊水の流出に続発する羊水過少が肺の発育および成熟に悪影響を及ぼしていると考えられている。肺低形成を認めた児はしばしば重度の呼吸障害をきたし,その予後は不良である。抗生剤,陣痛抑制剤を用いた産科管理技術の向上により,児の生育限界に近い早期の破水例においても,未熟児出生の点でかなりの成果がみられている。しかし一方,一部の例で肺低形成をはじめ種々の新しい問題が生じており,その対策が急がれる。
 本稿では今日特に臨床上問題となっている長期羊水流出に伴う肺低形成について,その要因ならびに対策を中心に最近の知見を述べる。

羊水過少症候群

著者: 吉沢浩志 ,   大桃幸夫

ページ範囲:P.121 - P.123

 近年極小未熟児はもとより超未熟児の救命率も飛躍的に向上しつつあり,在胎23週例や出生時体重400g台の保肓成功例の報告もみられ,未熟児管理に積極的なChallengeが展開されているが,さらに一層の成積向上およびintact survivalを期すためには未熟児出生をできる限り防止し,出生にあたってはよりbetterな状態での出生に努めることが望まれる。
 未熟児出生に関係する産科管理のうら前期破水については積極策,待期策,肺成熟促進,感染防止対策と多くの論争があるが,未熟児出生防止の立場からは妊娠継続の努力が行われる。妊娠継続が長期化するにしたがって胎児監視の重要性はさらに増すが,最近持続する羊水流出のための羊水過少による胎児への影響が,羊過少症候群oligohydramnies syndrome (tetrad)1,2)として注目されている。

超未熟児と頭蓋内出血—診断法の進歩

著者: 山内隆治

ページ範囲:P.125 - P.127

 最近の産科学的管理の向上や新生児医療のめざましい進歩は,極小未熟児の予後を改善し,特に出生体重1,000g未満の超未熟児においてもintact survivalを可能にしてきた1,2)
 しかしこのような死亡率や神経学的後障害の発書き頻度の著しい低下の一方で,死亡率に占める頭蓋内出血の割合は増加し,1972には25%であったものが,1978年には65%を占めるようになり3,4),早期診断が切実な問題となってきた。

未熟児網膜症

著者: 植村恭夫

ページ範囲:P.129 - P.131

 未熟児網膜症は,過去40余年に及ぶ歴史の中において,重症視覚障害児の発生が注目され,その頻度は脳性麻痺などの中枢神経系の重複障害の発生とも関連し,変遷をみてきた。現在は超未熟児における網膜症に臨床的,基礎的研究の的が絞られ,成因,病態にも新しい知見が出ざれている。また1981年12月1,Washington DCで開催された未熟児網膜症(Rctinopathy of Prematurity,ROP)の国際会議においてROPの国際分類検討委員会が発足し,その後2回の会合がもたれた結果,活動期の国際分類がまとまり,1984年Archives of Ophthalmo—logy1)に発表さりた。ついで昨年10月,瘢痕期に関する国際分類検討委負会がサンフランシスコにおいて開かれた。今回はこれらのことについてついて若干紹介をかねて述べてみることとする。

過粘度症候群

著者: 久保隆彦

ページ範囲:P.133 - P.137

 出生直後の新生児は,子宮内における特異な酸素運搬能を反映し,生理的に多血症になり易い。このように多血症を呈する児のうらで特に血液粘度の高い児には,心・肺・血管系,中枢神経系などに種々の異常症状を頻発することが知られている。このような病態を新生児過粘度症候群と称している。その長期予後には中枢神経系などの異常が報告されており1),iatact survivalを目指す周産期医は本疾患を熟知し,早期治療に心掛けねばならない。
 本稿では,血液粘度の測定法.並びに過粘度症候群の病因,病態生埋,治療について概説する。

超未熟児と核黄疸

著者: 中村肇

ページ範囲:P.139 - P.142

 成熟新生児における核黄疸は主として溶血性疾患に伴って発症し,今日では出生前管理,出生後の総血清ビリルビン濃度の測定によりほとんどみられなくなってきたが,未熟児とくに極小未熟児では血清総ビリルビン濃度の異常上昇がなくとも,剖検により"核黄疸"所見を示す児のあることから1〜3),極小未熟児の保育において黄疸管理は重要な課題である。

未熟児栄養法の進歩

著者: 山田多佳子 ,   仁志田博司

ページ範囲:P.143 - P.145

 大脳のニューロン生成は妊娠20週頃までに完了し,妊娠後半から新生児・乳児期早期はニューロンの軸索や樹状突起の発達,ミエリン形成,シナプス形成などニューロンの分化が急速に進む時期(growth spurt)である1)。この時期に高度かつ慢性的な栄養障害にさらされることにより,こねらニューロンの発達が抑制されることは,すでに多くの研究で証明されている。この妊娠後期に,胎盤を介しての母体からの栄養供給を断たれ,いわば自活を強いられた未熟児にとって,出生後の栄養は児の神経学的予後を決める重要な因子といえる。本稿では,未熟児の栄養についての最近の知見を中心に述べたいと思う。

current concept

未熟児医療の現況

著者: 武田佳彦

ページ範囲:P.95 - P.100

 未熟児保育が一般小児科あるいは産科からそれぞれの専門分野として行われるようになってからほぼ20年を経過する。この間の進歩はめざましく,当初は生下時体重1,500gが生育限界と考えられていたが現在では500gの児でも生育可能となって来ている。生育限界の低下につれて病態生理学的にもたきな変遷があり,重症疾患も核黄疸,未熟児網膜症,呼吸障害,超未熟児と年代的に問題点が推移して来た。最近保育上とくに重視されていることは超未熟児の管理があり,単に新生児期の適応不全ばかりでなく,発育と成熟の分離が疾患像と結び付いて長期予後に対する影響,発症要因としての産科管理上の問題が提起されて来ている。また出生時の状態が適応不全の悪循環の起点となることが明らかにされ,分娩そのものの対策が必要となって来ている。
 本稿では2〜3の問題点について最近の動向を展望したい。

グラフ 目でみる胎盤の診断学・2

胎盤の成熟と老化

著者: 相馬広明

ページ範囲:P.92 - P.93

 胎盤絨毛枝は基幹絨毛と末端絨毛とに分けられる。そのうら機能絨毛としての役をこなす末端絨毛の妊娠の週期的変化は,その分枝状態,大きさ,トロホブラスト層,絨毛間質内の構造,絨毛内胎児血管の発達などで異なる。ここでは絨毛の組織構造についての妊娠月数による一般的な差異をのべる。しかし,これが明確な判別点とならないことを承知しておいて貰いたい。

臨床メモ

前期破水をきたした妊婦の管理—羊水量のチェックが重要

著者: 貝原学

ページ範囲:P.107 - P.107

 前期破水は,妊娠において最もよくなられる合併症の一つであり,周産期の児死亡や罹病をもたらすのみならず,母体にも悪影響をもたらす重要な産科的異常である。
 前期破水が,児がいまだ十分に成熟していない妊娠時期に発生した場合には,保存的に妊娠を継続し,児の成熟を待たなければならないが,子宮内感染や種々の原因に基づくfetal distressなどが発生する可能性があるので,児の厳重な管理が必要である。従来より,このような管理の方法として,羊水を培養して子宮内感染の有無をチェックする方法,Non stress testによって児の状態をチェックする方法,fetal breathingmovemetnを観察して胎児の感染を早期に発見する方法1)などが挙げられているが,最近Vintzileos2)らは,前期破水をきたした妊婦の羊水量を超音波断層法によって検索することが重要であると報告している。

トピックス

女医の妊娠—その特徴と合併症

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.108 - P.108

 最近,わが国でも女性の社会への進出がめざましく,高等教育を受ける数もこの10年来増加の一途をたどっている。医学部への進学率も例外ではない。
 アメリカ合衆国でも過去10年来で女性の医学部の学生全体への占める割合が6%から30%へと増加し,このままで行くと女子医学生の66から85%が学生のまま妊娠する可能性が出て来ると指摘されている1)

講座 実地医家のためのホルモン講座 ホルモン療法の実際・2

無排卵の治療

著者: 相良祐輔

ページ範囲:P.146 - P.153

 ホルモンの微量定量法やレセプター測定法が開発される一方で,合成視床下部ホルモンの応用は負荷試験の多様化を実現させている。この臨床内分泌学的手法の進歩が,生殖内分泌学領域においても,生理学的・病理学的に基本的な解明を一段と推し進めたといって良い。さらに,強力な排卵誘発剤の臨床的評価もすでに確立され普及している。
 この10年間に,排卵障害に対してもこうした検討に基づいた系統的排卵誘発の考え方が多く報告されている。

図解 救急基本手技

止血法

著者: 滝沢憲 ,   武田佳彦

ページ範囲:P.155 - P.159

 女性性器は,Reproductionを担う器管であるので,内外性器とも血管に富み,他器管に比べ単位重量あたりの血液量も多い.また,末梢に至るまで,数は減ってもある程度太い動脈が走っているという特徴がある。このような背景のために,産婦人科臨床に出血はつきもので,出血患者を前にして,いかに的確に出血原因を診断し,迅速に止血を行うかが,産婦人科医にとって重要な訓練課題とされている。
 出血を総論的に分類すると,出血の原因別分類(損傷性出血,濾出性出血,破綻性出血,侵蝕性出血),出血している血管の種類別分類(動脈出血,毛細管出血または実質性出血,静脈出血)および出血の時期別分類(第一次出血すなわち手術時,分娩時の出血および第二次出血すなわち手術後,分娩後しばらくしてからの出血)がある。産婦人科臨床では,個々の患者に異常な病態が発生し,そのために出血の原因別分類で上述した機序により,相当する血管から出血し,特有な臨床症候が表われる。そこで臨床的に多く経験される病態を各論的にA,Bの表に列挙し,出血の状態,病態の鑑別と処置を各々示した(Aは婦人科出血,Bは産科出血)。

思い出の写真

フィレンツェで子宮頸癌の手術を供覧

著者: 真柄正直

ページ範囲:P.160 - P.161

 1961年にウイーンにおいて国際婦人科産科連合(FI—GO)の総会が開かれ,その際筆者は子宮頸癌手術における基靱帯の処理に関する筆者の手技について演題を出し,同時に筆者の子宮頸癌手術の映画の供覧を行った。ところがこれが思わぬ反響を呼んで,オーストリアのグラツ大学のNavratil教授,チューリッヒ大学のHeld教授,ベルリン自由大学のMiclitz-Radezki教授,イタリーのフィレンツェ大学のIngiulla教授らが筆者のもとに集まり頸癌手術の手技について長い間討論した。なおIngiulla教授はその夜筆者のホテルにまで足を運び同問題について討論を行うほどの熱心さであった。
 1965年になってIngiulla教授から「翌年自分の大学で国際的の子宮頸癌手術の供覧とこれの手技および成績などに関するシンポジウムを企画したから,手術供覧者およびシンポジストとして出席するように」との招待状を送ってきたので一度は辞退したが,その後再三の要請により遂に出席することにした。そこで,あららの人を助手にして手術をするには言葉や手術手技の関係から少なからぬ無理があると考えたので,岩谷,千田の両君に同行して貰うことにした。

原著

扁平上皮化生の生態と非悪性mosaic所見のメカニズムに関する研究

著者: 天神美夫 ,   室谷哲弥

ページ範囲:P.163 - P.167

摘出子宮50例および非悪性mosalc所見を呈した生検材料20例につき,そのコルポ像と組織像を検討し,特に頸管腺の深さを測定したところ,以下に示す若干の知見を得た。(なお頸管腺の深さは表層上皮の最上部より腺最下部までを測定した。)
1)表層上皮に化生上皮が形成され始め,頸管腺上皮下にもrcserve cellの重層化がみられる頃の頸管腺の深さは1500〜2500μmのものが多い。
2)化生上皮が厚みを増し,頸管腺の中へ扁平上皮化生が発生するような形,いわゆるglandular involvcment様の所見の頸管腺は約1000μm前後の深さをもつ。
3)頸管腺が扁平上皮化生により置き換えられたものは,500μm前後の深さとなる。
4)非悪性mosaic所見の部位は,一定の間隔で開口する頸管腺内にむかって,初期化生から中期化生までの扁平上皮化生が,ある一定範囲にほぼ同じ程度に起こったと考えられる組織像に相当する。
 以上より,扁平上皮化生の進展に伴い頸管腺の深さは浅くなる。これは頸管腺の一種の退行性変化と考えられ,非悪性mosaic patternは,一定の条件下で頸管腺内に侵入する扁平上皮化生の部位がColpo所見上mosaicにみえることを意味するものと考えられる。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

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今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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