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先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 未熟児管理の進歩
未熟児網膜症
著者: 植村恭夫1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.129 - P.131
文献購入ページに移動 未熟児網膜症は,過去40余年に及ぶ歴史の中において,重症視覚障害児の発生が注目され,その頻度は脳性麻痺などの中枢神経系の重複障害の発生とも関連し,変遷をみてきた。現在は超未熟児における網膜症に臨床的,基礎的研究の的が絞られ,成因,病態にも新しい知見が出ざれている。また1981年12月1,Washington DCで開催された未熟児網膜症(Rctinopathy of Prematurity,ROP)の国際会議においてROPの国際分類検討委員会が発足し,その後2回の会合がもたれた結果,活動期の国際分類がまとまり,1984年Archives of Ophthalmo—logy1)に発表さりた。ついで昨年10月,瘢痕期に関する国際分類検討委負会がサンフランシスコにおいて開かれた。今回はこれらのことについてついて若干紹介をかねて述べてみることとする。
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