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先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 生殖医学の進歩
生殖における免疫因子の統御解除—とくに反復流産治療を中心に
著者: 八神喜昭1 青木耕治1
所属機関: 1名古屋市立大学医学部産婦人科学教室
ページ範囲:P.219 - P.221
文献購入ページに移動最近,ヒト主要組織適合遺伝子複合体であるHLA抗原系の夫婦間における類似性の存在が,妊婦における生着反応としてのblocking antibodiesの産生を妨げ,これが胎児の生存にとって免疫学的に好ましくなく,習慣流産の免疫学的原因となるとの学説が注目されている2)。
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