icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻4号

1986年04月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 重症合併症妊娠

糖尿病性ケトアシドーシスの診断と救急処置

著者: 福島春海 ,   大塚博光 ,   海老原肇 ,   浜田宏

ページ範囲:P.271 - P.273

 糖尿病と妊娠については古くより関心がもたれ,糖尿病妊婦に多様,かつ高度に母児合併症が発生することは周知のところである。
 胎盤からは妊娠の進行とともに種々の抗インスリンホルモンが産生され,一方では胎盤産生の蛋白分解酵素によってインスリンの分解が旺盛になるなど,妊娠時は一般にインスリン抵抗性となって,糖尿病を悪化させると考えられている。それ故,無治療または不十分なテンスリン治療下では,インスリン欠乏状態となり,肝で脂肪酸をもとにケトン体が生成され,糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis以下DKAと略)に陥りやすくなり,その発症時期は妊娠24〜28週に多い。妊娠中のDKAは比較的血糖値が低くても起こり,またWhiteによれば非妊時のDKAと比べ,血中CO2濃度が箸しく低値となり,インスリン効果が発現にくく,回復も長びくという特徴をもっている。

糖尿病性網膜症をもつ妊婦の管理—眼科医からの妊娠・分娩へのアドバイス

著者: 福田雅俊

ページ範囲:P.274 - P.275

 糖尿病患階は妊娠すること自体が危険なこと,よくないことといわれた時代が長く,主治医に内緒であちこちの産婦人科を廻ったり,妊娠・流産を反復した若い女子糖尿病患者が多かった。しかし近年この方面の研究も著しく進み,十分なコントロールが行われている患者では妊娠は決して危険なものではなく,懸念されている新生児の異常も減少することが知られてきた。ところが糖尿病の合併症である網膜症をもつものは,妊娠によって進行悪化することが多く,失明の危険率が高いことは依然として事実として残っており,若い女性糖尿病患者とりわけIDDMの女性を悩ましている。筆者もこれに関して早くから注目,発表1)しており,近年では束京女子医大の大森教授と共に,特定の注意を払えば網膜症を持つ糖尿病女性も,妊娠・分娩が十分可能であることを強調してきた2)。本稿では,その要点を抜粋して産婦人科専門医にお伝えしたい。

甲状腺機能亢進症と妊娠中毒症

著者: 藤本征一郎 ,   服部哲夫 ,   出店正隆

ページ範囲:P.277 - P.281

 甲状腺機能亢進症Hyperthyroidismはその発症において性差があり,女性ことに性成熱期の婦人に発症頻度が高い。したがって,child-bearing ageに相当することと臨床症状ことに自覚症状の発現が発症時には軽微なために患者がその発症に気がつかないままに妊娠することも多い。
 1940年代より,コントロールの不十分な甲状腺機能亢進症合併妊娠では,甲状腺クリーゼ,流・早産,低体重児出生,妊娠中毒症,胎児・新生児死亡が招来されやすいといわれ1,2,3),産科領域でも注目されてきた。

心疾患合併妊娠の安全限界

著者: 佐々木記久子 ,   千葉喜英 ,   朴永大

ページ範囲:P.283 - P.285

 1982年1月,国立循環器病センターに周産期治療科が開設されて以来1985年12月までに当科で取り扱った心疾患合併妊娠の分娩は,137例であった。その内訳を表に示す。その中で特徴的なのは,以前は心疾患合併妊娠の過半数を越えていた後天性弁膜疾患の減少と,先天性心疾患および不整脈疾患の増加である。受診状況は,妊娠初期より当科で管理されていたものが47%で,残りは妊娠中期,後期での紹介である。
 現在,妊娠継続可否の判断基準として,NYHAの分類でⅢ度以上,小林の分類でⅢ度以上,あるいは大内の判断基準などが知られている1,2)。しかし,先に述べたような心疾患の種類の変化と,超音波診断法をはじめとする母体および胎児の機能診断技術と治療技術の進歩向上,さらに,人工早産させた場合の未熟児管理の進歩により.心疾患合併妊娠の安全限界対する考え方も変化せざるを得ない。当科では,心臓専門医との緊密な連係のもとに心疾患妊娠の積極的管理をめざしているが3),心疾患婦人の妊娠分娩に対する安全限界の設定は,その心疾患の種類及び程度により変化させなければならないのは当然のことであろうし,その施設の妊娠母体と胎児の管理能力と,患者個人の社会的側面,すなわち長期間の安静・入院,さらに分娩後の育児に対する家人の協力等によっても変化せざるを得ない。

潰瘍性大腸炎合併妊婦の管理

著者: 北野厚生 ,   小林絢三

ページ範囲:P.287 - P.289

 潰瘍性た腸炎(Ulcerative Colitis:UC)は,主として若年期に発症し,直腸を含めた大腸粘膜にびらんや潰瘍性病変がdiffuseに存在する慢性の炎症性腸疾患であり,クローン病(Crohn’s Disease:CD)とともに,特発性炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease)と称せられ近年その増加傾向がつよい1〜3)。現在これらの疾患の病態へのアプローチが行われているにもかかわらず,いまだ確立された病因論はないが,免疫学的研究からは自己免疫疾患であることを示唆するデータが多い4〜7)
 UCに対する治療薬剤は,副腎皮質ステロイドホルモン(SH)とSalicylazosulphapyridine (SASP)を2本柱としている。2者の投与法に関しては罹患範囲,病型.重症度を加味して投与方法(経日,坐剤),投与量,投与期間を選択するのが常道である8〜10)。しかしながら,病型のみをとり上げても慢性持続型移行例や頻回の再燃例などが存在し,その病像を一律的にはとらえ難く,UCの治療をより困難なものとさせている。しかも,いったん緩解期へ導入し得てもその80%は再燃するとされ,常に再燃の危機に脅されているのが現状である8〜10)

重症妊娠性黄疸—妊娠性急性脂肪肝

著者: 岡田清

ページ範囲:P.291 - P.293

 妊娠中にみられる黄疸としては表の如く種々のものがあるが,妊娠に起因する黄疸,すなわち妊娠性黄疸としてはⅢがあげられる。このうら,妊娠性急性脂肪肝は原因が不明で母児の死亡率も高いなど,臨床上重要な疾患であるが,頻度が低いことから産婦人科領域ではあまり知られていない疾患であ。しかし,近年,本症の病態や治療につき新しい知見が増しつつあるので,今回,執筆の依頼があったのを機会に,本症につき従来の知見をまとめ,御参考に供する次第である。

妊娠中毒症とDIC

著者: 中林正雄 ,   武田佳彦 ,   坂元正一

ページ範囲:P.295 - P.297

 妊娠中毒症の病態に凝固線溶系が密接に関与しており,重症妊娠中毒症ではしばしば慢性DICの状態にあることが知られている。一方,母体死亡の原因として産科出血と妊娠中毒症が第1位,第2位を占めているが,これらの中にはDICが関与していることが多く,母体死亡を論ずる場合,DICは極めて重要な意味をもっている。
 産科DICの頻度は全分娩数の0.1%前後であるが,その中の50〜60%が常位胎盤早期剥離(以下甲剥と略)を基礎疾患としており,早剥は妊娠中毒症と強いかかわりがある。そこで本稿では妊娠中毒症と早剥とDICの関係について概説してみたい。

羊水塞栓症の診断と救急処置

著者: 寺尾俊彦 ,   朝比奈俊彦

ページ範囲:P.299 - P.302

 羊水塞栓症は8,000〜80,000妊娠1回の頻度1)という極めて稀な疾患であるが,一旦発生すると25〜50%が1時間以内に死亡し,全死亡率は86%を超える2)という重篤な急性疾患である。症例数が少なくないこと,あまりにも急性な経過をたどるため充分な検査が出来ていないことなどにより,本症の成因や病態に関してはまだ明らかにされていない点が多い。本稿では出来るだけ新しい知見を紹介することにする。

腎移植後の抗免疫療法下における妊娠・出産の問題点

著者: 岡隆宏 ,   相川一郎

ページ範囲:P.303 - P.305

 腎移植は血液透析と比較して,多くの面で慢性腎不全患者の生活の質を宮しく向上させた。特に女性にとっての妊娠出産は,血液透析のもとでは非常にむずかしく,腎移植を行うことによって容易に可能になってきたといえる。
 腎移植後の最初の出産を報告したのは,1963年Murrayら1)である。この時は免疫抑制剤が投与されていない一卵性双生児間の移植であった。それ以後,血縁苦をドナーとした免疫抑制剤が投与されている腎移植者の出産例2),死体をドナーとした腎移植者の出産例3)など数多くの報告がなされてきた。現在,腎移植後の妊娠例は全世界ですでに1,000例を超すとされており4),今後もその数はますます増加していくであろう。

妊娠合併精神障害への対応

著者: 高橋三郎 ,   池本桂子

ページ範囲:P.307 - P.309

I.妊婦にみられる精神障害とその頻度
 今日まで「産褥期精神障害」があまりにも有名で,ICD−9でも妊娠,分娩および産褥の合併症の一つとして「648.4精神障害」が記載され,こうした患者の診断・治療に関する文献は多い1〜4)。しかし,妊娠中の精神障害については,産褥期に比べて精神的に安定しているとかなどの通り一ぺんの記載があるだけで,未だにまとまった症例報告がない。実際には,我々の経験から,こうした症例はかなりの数があり,またそのような精神障害を合併した妊婦の対応はなかなか難しい。
 我々の臨床経験からいえば,産後一定の期間に集中して発病する証拠のあるものは,裏返しにいえば,他の時期には頻度が低いといえる。精神分裂病の場合,その発病または症状増悪は,妊娠中にも産後6カ月の何時の時期にも散発的に見られる1,2)。以前我々の報告したように,妊娠20週を過ぎてから病像の悪化する例が多々あり2),その一因として,患者が服薬の継続を止めることも考えられる、産後2週間以内に急性に発病し,短い経過をとり寛解する非定型精神病は狭義の産褥精神病と考えられるが1),このような形は妊娠中にはなられない。躁病とうつ病を繰り返す双極性障障(躁うつ病循環型)の場合,産後6カ月に発病する危険が60%増大するが3)他の時期には安全であるという意味ではない。実際我々の経験した症例でも妊娠20週−39週で躁病を発病した3例がある(表)。

Current concept

母子救急と合併症妊娠—その現状と対策

著者: 坂元正一 ,   中林正雄 ,   河西洋

ページ範囲:P.263 - P.270

 近年の周産期医学の進歩は目覚ましく、我が国の周産期死亡率も年々減少してきている。しかし,残された課題は決して少なくないり特に母児の救急体制や合併症妊娠,異常妊娠の管理などは,最近の学問の進歩を十二分にとり入れているとはいえず,さらに日進月歩のデータを統計的に分類しての新しい規準作製がつよく望まれている。本特集はそのための結論を導き出すステップとして組まれたものである。偶々筆者が厚生省班研究で検討中のものが同じ趣旨に基づいているので,これまでに公表してあるデータをもとに導入部として概論をのべておきたい。データの詳細,担当者等は文献参照を期待して省略したものの多いことをお許し願いたい。

グラフ 目でみる胎盤の診断学・4

前置胎盤

著者: 久保田史郎

ページ範囲:P.260 - P.261

1.前置胎盤診断の条件
 表1)は超音波断層法を用いて前置胎盤を観察する際,正確な診断に至るための条件を示している。その基本は膀胱充満下に内子宮口を明瞭に描写することである。しかしながら妊娠中期以後で,胎盤が子宮後壁に附着しているような症例では,上記の他に,母体を骨盤高位とし胎児先進部を母体頭側へ軽く圧排して,内子宮口領域が鮮明に描写される状况を求めることが必要となる。図1はこれらの条件の超音波像に与える影響を同一症例の排尿前後における断層像を示したものである。膀胱充満法か本症診断に如何に重要かが分かる。

トピックス

思春期の身体発育と排卵性月経周期との相関

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.270 - P.270

 初経後の数年間は無排卵性月経のことが多く,その後は年数がたつにつれて排卵率が高まることが知られている。
 Aptcrら1)は7歳から17歳までの200例の正常に発育した少女でこの関係を調査し,初経後2年以内では55%に無排卵が認められたが,4〜5.5年では80%が排卵性周期をもっていることを報告している。

図解 救急基本手技

輸血

著者: 竹内正七 ,   吉谷徳夫

ページ範囲:P.311 - P.315

緊急時の輸血のポイント
 1)輸血の目的は患者の状態によりまちまちであり,徒らに全血輸血に固執することなく,必要に応じて何を輸血すべきかを判断し,使用する製剤を決定すべきである。
 2)救急患者では出血量が不明なことが多く,臨床所見,脈拍,血圧,尿量,中心静脈圧(CVP)などを参考にして失血量を推定し,輸血最を決める。

思い出の写真

私を産婦人科医として駆立てられた恩師大野精七先生の思い出

著者: 小川玄一

ページ範囲:P.316 - P.317

 小さい頃,何になりたいという子供は多かろうが,何にはなりたくないという子供は少ないのではないかと思う。ところが,私はお医者だけにはなるまいと思っていたようだ。確か中学3,4年の時だったと思うが,祖母にあなたは将来何になるつもりかと問われ,咄嵯のことだったし,ちょうど4,5日前にアートスミスの宙返り飛行をみて感心した後だったもので,飛行家になりたいといってしまった。もとより祖母は血相を変えて,お医者にならねば一家断絶するではないか,あなたには産科のお医者になってほしいのだとすすめられたことがある。
 では,私はなぜお医者が嫌であったかというと,わが家は代々医業が引き継がれ,祖父の代まで4代とも産科医で通り、父は婿養子で耳鼻科を標榜していた。しかし,いくら産科医だとか,耳鼻科が専門だとかいっても田舎の町医者であっては感冒の手当ても,はやり眼の治療もせねばならなかったことはいうまでもない。したがって,父は毎日のように午後になれば主に内科の患者の往診に出かけたし,夜中の救急患者に往診を乞われることも珍しくはなかった。だからこそ。わが家には抱えの車夫がいたが,父は昼間の往診には家の車夫1人でまにあわせたのに夜の往診には患家が遠ければ町の車夫をも呼び2人曳きのことが多かった。そんな時は,とかく家中がざわめくので,両親と隣りあわせの部屋に寝ている私や妹はたいてい眼を覚ました。

講座 実地医家のためのホルモン講座 ホルモン療法の実際・4

経口避妊と月経周期の移動

著者: 川越慎之助

ページ範囲:P.318 - P.321

 経口避妊薬(ビル)は避妊効果に優れており,世界中で広く利用されている。我が国でも数十万人の服用者があると推定されているが,欧米諸国に比較するとその利用率は極めて低い。これは我が国においては避妊の目的に使用できるエストロゲン,ゲスタゲンの混合剤を未だにピルとして用いることが正式に認可されていないために,一般の人が必要以上に副作用に対する不安感を持っているのが一因と考えられる。ここではこのエストロゲンーゲスタゲン混合剤のヒルとしての使用上の注意点,副作用,あるいは月経周期移動への応用などについて述べる。

原著

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)合併妊娠における免疫グロブリン大量療法について

著者: 山田秀人 ,   藤本征一郎 ,   和気徳夫 ,   三河誠 ,   佐藤春美 ,   藤田博正 ,   萩沢正博 ,   酒井慶一郎 ,   橋本昌樹 ,   林宏 ,   中島健夫 ,   安田晶子 ,   水野哲宏 ,   松崎登 ,   佐藤広文 ,   菅原照夫 ,   一戸喜兵衛

ページ範囲:P.323 - P.330

 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)を合併した妊婦に対し,分娩直前に血小板数の増加を目的に免疫グロブリン大量療法を応用した成績は国際的にも未だ少なく,その確実な臨床的有効性を検討するには至っていない。
 今回われわれは,ITP合併妊婦3症例を対象に免疫グロブリンの大量療法(ヴェノグロブリンI ®,20g/日,5日間点滴静注)を施行し,若干の臨床的有用性を確認しえたので,これまでに報告された10症例の分娩管理の概要とともにいささかの考察を加えてその産科領域での意義について報告する。
 また,3例のITP妊婦より出生した新生児の1例に典型的な新生児ITPを認め,その児に免疫グロブリンと副腎ステロイドホルモンの併用療法を施行したのでその臨床経過をも合わせて報告する。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?