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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻5号

1986年05月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 免疫療法の評価

免疫性不妊の治療

著者: 香山浩二 ,   杉本幸美 ,   繁田実

ページ範囲:P.345 - P.347

 不妊症の原因となる免疫因子として,抗卵抗体と抗精子抗体が注目されている。前者に関しては.実験的に卵細胞を取り巻く透明帯に強い抗原性があり抗透明帯抗体を卵に反応させることにより透明帯への精子の結合と貫入が宮しく抑制されることが証明されているが,臨床的には未だ抗透明帯抗体が不妊婦人に特異的に検出されるという証拠に乏しく,したがってその治療法に関してうんぬんする段階に至っていない。後者に関しては,婦人が夫精子に反応して産生する同種抗精子抗体による女性不妊と,男性自身が自己の精子に反応して産生する自己抗精子抗法による男性不妊が含まれるが,両者において臨床的にも比較的抗体と不妊との因果関係がはっきりしており,また抗精子抗体による不妊症の発生機序が解明されてくるに従って,精子免疫による不妊症の治療法に関しても検討が加えられるようになってきた。現在試みられている治療法は大きく2つに分かれ,1つは抗原の刺激を絶ち,あるいは免疫抑制剤の使用により積極的に抗体の産生を抑制しようとする方法であり,他は精子免疫による不妊の発生機序を解明し,その障害機序を克服して,抗体の存在下で積極的に妊娠を試みる方法である。前者の治療法に相当するものとしてコンドーム療法とステロイド療法があり,後者の方法として人工授精(AIH)と体外受精—胚移植(IVF-ER)が試みられている。

原因不明習慣性流産患者に対する免疫療法

著者: 高桑好一 ,   丸橋敏宏 ,   後藤重則 ,   茅原保 ,   内山三枝子 ,   梶野徹 ,   吉沢浩志 ,   湯沢秀夫 ,   金沢浩二 ,   竹内正七

ページ範囲:P.349 - P.351

 習慣性流産とは定義上は,流産を3回以上連続して反復することをいうが,その内容はいろいろである。妊娠初期(妊娠12週以前)における流産と妊娠中期(妊娠12週以降24週恥満)の流産とではその原因は大きく異なり,後者の原因の主たるものは頸管無力症であり,これに対しては予防的頸管縫宿術などの有効な治療法がある。これに対し前者すなわち妊娠初期の習慣性流産に関してはその原因は不明であることが多く.従来有効な治療法はないに等しかった。
 このような状況の中で,近年,妊孕現象に関する免疫学的知見に基づき,原因不明習慣性流産に対する免疫療法が試みられるようになり,その有効性が報告されている。当教室においては,10数年にわたり,妊孕現象に関わる免疫反応の解析を中心として研究を進めてきたが,その一環として上記の免疫療法に取り組み,興味ある知見を得ている。本稿においては,その概要および免疫療法の実際について述べたいと思う。

原因不明習慣流産—とくに免疫療法後の出生児のfollow up

著者: 牧野恒久 ,   小林淳一 ,   福岡一樹 ,   原利夫 ,   元山鎮雄 ,   飯塚理八

ページ範囲:P.353 - P.355

 種属の保存には生殖の過程に,いわゆるselectivemechanismが働いて,真に良質の種のみが継代していく自然の摂理が存在することは古くから知られて来た。このselective mechanismはreproductive wastageの全てに関与するのではなく,逆に免疫学的治療手段によって健康な生児が得られしることも判明してきた。
 私共は永年の不妊症学研究を基礎として,不妊症候群の一部を占める習慣流産の体系的検索法と治療法の成果をいくつか報告してきた1〜4)。本稿では私共の習慣流産の免疫療法の概要と分娩・出生児のfollow upの結果に焦点をあててまとめてみた。

原因不明習慣流産に対する免疫療法の評価

著者: 青木耕治 ,   八神喜昭

ページ範囲:P.356 - P.357

 流産は日常診療において高頻度にみられる疾患である。1回のみの流産においては,その約半数が胎芽の偶然的染色体分裂異常という偶然的原因が主であるが,3回連続して流産すると4回目の妊娠は何もしないかぎりその大多数が流産に終わることよりみて,何か必然的同一の原因が存在することも考えられる。
 今,妊娠早期にのみ3回以上連続した流産である習慣流産の原因を検索してみると,従来の諸検査では原因不明であるものが半数以上を占めている。このような原因不明習慣流産の中に,母児間の免疫学的原因によると思われる習慣流産の存在が,近年急速にクローズアップされてきた。

B型肝炎ウイルスキャリアの発生予防

著者: 谷本要 ,   白木和夫

ページ範囲:P.359 - P.362

 本年1月日から厚生省の補助事業としてB型肝炎母子感染予防が全国的な規模で開始きれた。本審業の実施により,母子感染によるB型肝炎ウイルスキャリアの発生は激減することが予想される。本稿では,B型肝炎ウイルス母子感染の実態とその予防について簡単に触れるとともに,免疫療法としてみた本予防法の特徴,本事業実施後に予想される問題点などについて述べる。

血液型不適合妊娠

著者: 松浦俊平

ページ範囲:P.364 - P.365

 1970年代に入って普及をみた抗Dヒト免疫グロブリンの臨床使用によって,D不適合妊娠による母体感作は効率よく予防されるようになり,したがって児の溶血性疾患に罹患する数も激減をみた。しかし,少数ながらD感作の成立と児の重症罹患例が残存することも事実であり,感作成立の防止をより的確に行うための対策,あるいは残された重症例への対応などについて問題点を挙げてみる。

悪性腫瘍に対する非特異的免疫療法

著者: 手島研作 ,   野田起一郎

ページ範囲:P.367 - P.370

 Gross,Foleyらに始まる近代腫瘍免疫学の進歩は,担癌生体の免疫能と腫瘍の発生,増殖との間の密接な関連を明らかにしつつある。悪性腫瘍細胞には腫瘍特異抗原(TSA)あるいは腫瘍関連抗原(TAA)といわれる物質があり,担癌生体にはそれから惹起された腫瘍免疫による悪性腫瘍細胞障害機能が認められることから,近年,その免疫応答を増強させることにより抗腫瘍効果ならびに延命効果をもたらすことを目的とした悪性腫瘍免疫療法が普及するようになってきた。
 しかし.悪性腫瘍細胞の特異抗原を免疫原として患者を免疫して反応を誘導し,癌細胞を攻撃させようとする特異的免疫療法(specific immunotherapy)は,その免疫原である癌特異抗原が一般に抗原性が低く不安定であるため未だ充分に臨床応用に用いられるには至っておらず,一般的には,免疫賦活剤(immunopotentiator)を用いて非特異的に担癌患者の免疫能を強化して癌特異的免疫反応を賦活し,癌特異的免疫応答の亢進を期待する非特異的免疫療法(non-specific immunotherapy)が行われてきている。

癌に対する特異的免疫療法

著者: 山下幸紀 ,   清水哲也

ページ範囲:P.371 - P.373

 癌に対する免疫療法の基本は,担癌生体における,免疫機構の正常に作動していない,あるいは弱い部分を補うところに主眼がある。これが,外科的療法や放射線療法,あるいは抗癌剤による化学療法などと明らかに異なる点である。"免疫"という概念が癌治療に導入された当初は,臨床の場における明るい展望も考えられたが,これらの試みの土台がいわゆる古典的な免疫反応の域を出ていなかったため,多くは期待を裏切る結果に終わっていた。しかし,最近の免疫学自体の進歩と遺伝子工学技術の医学への応用には目覚ましいものがあり,再び免疫療法への関心が集まってきている。そこで本稿では,ヒト癌に対する特異的免疫療法の,特に最近急激な発展のみられている部分について,その概略を述べてみる。

赤血球抗体の免疫吸着—血液型不適合妊娠における血漿交換

著者: 浮田昌彦 ,   矢切良穂 ,   上田恭典

ページ範囲:P.375 - P.378

 Cell Separatorの普及により感作妊婦の血漿交換の有効性が認められるようになり,次第に普及しつつある。血漿交換の置換液は当初電解質液,血漿蛋白分画(plasma protein fraction:PPF)が用いられていたが,低蛋白血症と凝固機能低下が問題となり,次にはfreshfrozen plasma IFFP)が用いられるようになった。しかし,FFPも時にアナフィラキシー・ショックをおこすことと,資源の問題があり,わが国では肝炎,欧米ではAIDSの感染が問題となっている。以上の置換液は患者の血漿を全面的に置換する方法であるが,最近では患者血漿中の病因物質を選択的に除去する方法が次々と開発されている。これには膜分離法と吸着法があるが,免疫吸着(Immunoadsorption)は吸着法の一つであり,免疫に関連した病因物質を吸着により除去する方法で,現在表1に示すような種々の疾患に応用されている1)。血液型不適合妊娠における病因物質は赤血球抗体であり,これを対応血液型物質に吸着させて選択的に除去することにより,妊婦血漿中の赤血球抗体量を低減させる訳である。

Current Concept

免疫療法の概要

著者: 竹内正七 ,   高桑好一

ページ範囲:P.339 - P.344

 「疫を免ずる」これが本来の字義である免疫immu—nityは今やその範囲を広げ,あらゆる生物現象の根底をなすものと考えられている。とりわけ,医学とは深い関係を有しており,現代医学は免疫学を中心として発展していると言っても過言ではない。
 感染免疫よりスタートし,移植免疫,腫瘍免疫へと発展し,さらに展開しつつある免疫学は究極の目的を臨床の場への応用,具体的には疾患の治療ないしはコントロールにおいているが,その前提として総ての免疫現象を調和のとれた形で説明し得る基礎的背景が必要とされ,その研究が進められている。免疫現象に関わるメカニズムは研究の進展に伴い日進月歩,否秒進分歩の勢いで,新しい知見を集積しているが,一方では,逆にその混沌さを増し,未だ統一された見解を得るに至っていない。

グラフ 目でみる胎盤の診断学・5

常位胎盤早期剥離

著者: 中林正雄 ,   坂元正一 ,   村岡光恵 ,   武田佳彦

ページ範囲:P.336 - P.337

 常位胎盤早期剥離(早剥)は臨床的に軽症から重症のものまであるが,重症例では子宮内胎児死亡やDICを合併することが多く母児ともに重篤な障害をきたす疾患である(母体死亡率約3%,児死亡率30〜90%)。
 診断は妊娠中毒症の存在(早剥の30〜60%に妊娠中毒症が合併),突発する下腹部痛(子宮硬直,圧痛など),外出血,ショックなどの臨床症状に加えて,最近では超音波診断およびFHR monitoringにより,早剥の早期診断が可能となってきた。

トピックス

性腺(卵巣・睾丸)におけるGnRH受容体

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.379 - P.379

 Gonadotropin releasing hormone(GnRH)は,視床下部で律動的に産生分泌され,下垂体門脈を経て下垂体前葉からgonadotropinを放出させる作用がある。下垂体におけるGnRHの作用機序は依然不明な点があるが,GnRHと特異的に結合する蛋白であるGnRH受容体を介してLHあるいはFSH分泌を促進・抑制している。米国NIHのClaytonら1)はラットード垂体におけるGnRH受容体の存在を証明し,またLoumageら2)は,GnRHagonistに対する受容体をradio—ligand receptor assay法により検討した。さらにミシガン大学のDalkinら3)は,ラット下垂体に存在するLHRH受容体の生化学的な特徴として,高い結合能(Ka=6.5×109M−1)を認めた。結合定数の性差は認きめなかったが,雌ラットの受容体濃度は,雄の2倍以上であり,加齢など成熟過程の影響を受け増減し,とくに思春期における濃度が最も高値であったと報告した。
 ヒト下垂体に存在するGnRH受容体を初めて報告したのは,1985年,南ア・ケープタウン大学のWormaldら4)であり,高い結合親和性(Kd=4.81nM)を認め,ヒト受容体の分子量は6,4000daltonであり,ラットの値と等しかったと報告した。Claytonら1)は,下垂体におけるGnRH受容体に関する総説を発表した。

図解 救急基本手技

無尿と乏尿

著者: 鈴木秋悦 ,   北井啓勝

ページ範囲:P.381 - P.385

 通常,尿量100mlから400ml/日を乏尿,これ以下が無尿とされる。術後患者では尿量25ml/時以下の場合には精査および治療を要する。

思い出の写真

「思い出の写真」5葉に寄せて

著者: 赤須文男

ページ範囲:P.386 - P.387

 編集部からの突然の御依頼なので,私にとっては絶対無くされては困るものではあるが,意を決して5葉を選び,原稿を共に送る事にした。ただし筆者の「人生に決定的な影響を与えられた」などというものではない。そういう写真は1枚もないが,何れも私個人にとっては忘れ得ないものである。写真が主題なので以下順を追ってこれら5枚の写真にまつわる思い出を語ることで責をはたしたい。
 1.昭和7年7月(東大旧病室の中庭にて):私は昭和4年の卒業で,当時の大学院に入学許可され,細菌免疫学の研究から出発した。本当は内科を勉強したいと思ったのであるが,そのためには当時,最も注目されていたテーマとして感染症があったので,その基礎的な勉強をしてから,と思ったのである。基礎研究というものは大変なもので,一生それに取組むことには父親の反対もあり,3年で臨床に移ることにしたが,当時,私の希望していた稲川内科も,また第2希望の青山外科(青山教授は郷里の大先輩)も新卒でないと採用しないという事で,3番目に大きい科ということから産科婦人科教室へ入局した。ここでは,産科臨床の実際については,今考えてみても,これほど秀れた方はいないと思われる磐瀬教授と,洋行帰りで教室の研究や運営を委されてバリバリやっていた極めて人間味の充ちていた安井助教授が中心だった。この写真は中央の腰かけている右側の令嬢(どこかの財閥の秘蔵令嬢で,たしか卵巣嚢腫の摘除を受けた人)の退院時の記念写真。後列の左から黒田副総婦長(美人で,こわい人),医局長の奏清三郎先生(後に癌研初代び)産婦人科部長から東京医大教授,お若くして逝去,人柄は純真そのもの),安井助教授,橋爪一男主任医(ハウプト,画家で芸術家タイプ後,日大教授となられ,退職時後任に私を強く要望され1ヵ年待たせてしまったが,白木先生から,澤崎千秋君にゆずってくれといわれ,そのようにした,思出深い人),筆者,付添い。先生上方はみな逝くなられた。

講座 実地医家のためのホルモン講座 ホルモン療法の実際・5

思春期早発症,思春期遅発症の治療

著者: 植村次雄

ページ範囲:P.388 - P.393

I.思春期早発症
 思春期早発症とは一般に男子で9歳以前.女子で8歳以前に第二次性徴が発来するものをいう。女子の場合に思春期早発症の判定基準は表11)の如くである。
 思存期早発症で最初にみられる所見は身長の急速な増加であり,それに続いて,乳房の発育,陰毛の発生が起こり,初潮をみるが,時に陰毛発生,初潮が初発することもある。

原著

産婦人科領域で取り扱う肉腫症例について

著者: 半藤保 ,   谷啓光 ,   黒瀬高明 ,   児玉省二 ,   竹内裕 ,   樋口正臣 ,   竹内正七 ,   小幡憲郎 ,   田中耕平 ,   後藤明 ,   五十嵐俊彦

ページ範囲:P.395 - P.400

 今日産婦人科医の取り扱う肉腫は,かつて考えられていたほど稀でない。13年間におれわれが取り扱った肉腫28例について検討した。子宮肉腫は21例で,同期間内の子宮内膜癌に占める頻度は34%であった。子宮肉腫中もっとも多かったのは子宮悪性混合腫瘍の9例であった。子宮肉腫以外の肉腫としては,骨盤内悪性リンパ腫,原発臓器不明の肉腫などの小骨盤内肉腫4例,小腸肉腫2例などで,これらは卵巣腫瘍として開腹されることが少なくなかった。子宮肉腫のうち,子宮内膜診で術前に予め肉腫と判っていたものは僅か46%であった。肉腫と他癌の同時合併は2例でその予後は不良であった。
 肉腫の予後をもっとも左右するのは,今回の調査にみる限り病巣の拡がりと摘出手術の完遂度と考えられた。しかし手術で腫瘍を完全に摘出できなかった症例でも,化学療法の追加により長期に生存する症例が出てきた。

症例

Balloon occluded arterial infusionによる化学療法が著効を奏した子宮頸癌の2例

著者: 西平守美 ,   冨浦一行 ,   大橋正俊 ,   佐藤重美 ,   高野敦 ,   品川信良

ページ範囲:P.401 - P.405

 子宮頸部腺癌の進行症例は放射線感受性が低く,効果的な制癌化学療法が待ち望まれているが,卵巣癌への制癌剤の効果に比し,頸部腺癌へのそれは著しく劣っており,最も扱いにくい疾患の一つである。
 最近筆者らは,頸部腺癌を含む2例の頸癌の術前に一時的動脈閉塞下動注(balloon oc—cluded arterial infusion)を行い,肉眼的にはもとより,摘出物の病理組織学的検索にても,著しい腫瘍縮小効果を認め,頸癌に対する制癌剤の投与法を工夫することにより,さらに一層の治療効果が期待し得るものと考えられた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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