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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻6号

1986年06月発行

トピックス

双胎の分娩様式は—とくに第2児の胎位に注意を

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.424 - P.424

文献概要

 双胎分娩の際の第1児が出産後に第2児が危険状態にさらされる機会に遭遇する経験をお持ちの産婦人科医も少なくない。このように双胎第2児の分娩の様式についてどう考え対処したらよいか考えてみる必要がある。
 Olofssonら1)によると,スウェーデンの病院では1973年から1982年にかけて803例の双胎分娩があり,周産期死亡率は3.6%であった。これらのうち,第1児を経腟分娩し,第2児を帝王切開分娩した者では周産期死亡率は0.33%と少ないことが報告されている。そこで彼らの双胎第2児の分娩の様式について紹介してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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