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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻7号

1986年07月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 腫瘍マーカー

CA−125

著者: 薬師寺道明 ,   西村治夫

ページ範囲:P.493 - P.495

 本年2月に第2回産婦人科腫瘍マーカー研究会が開催されたが,昨年の第1回研究会と同様CA−125に関する演題が大半を占めていた。今回は,単独での成績のみでなくCA−125を含む他の諸検査の併施による有用性や基礎的な研究などもみられ,CA−125は卵巣悪性腫瘍の腫瘍マーカーとして確立された感がある。本稿では,これらの新知見を含めて産婦人科領域におけるCA−125の現状を述べてみたい。

AFP

著者: 寺島芳輝 ,   木村英三 ,   村江正始

ページ範囲:P.497 - P.499

 個体発生の過程で発現される遺伝子が,正常の成体では発現されないで腫瘍において発現されることがあり,これらの遺伝子産物はoncodevelop—mental gene productsと総称されるが,alphafeto—protein (AFP)はその代表的物質であろう。AFPは1956年にBergstrandら1)により発見され,1962年Abelevら2)により肝癌における産生が報告されて以来,腫瘍マーカーとしての重要性に関する研究が多数発表されている。
 胎生期におけるAFPの産生は主にyolk sacで行われているが,のちに胎児肝が主体となり,消化管もわずかではあるがAFP産生に関与している3)。AFPの生理的意義についてはキャリア蛋白説4),免疫抑制物質説5)などがあり,その詳細はいまだ明らかになっていないが最近の知見を中心に解説したい。

CEA

著者: 金沢浩二 ,   安達茂実 ,   本間滋 ,   竹内正七

ページ範囲:P.501 - P.503

I.CEAの基礎
 癌胎児性抗原carcinoembryonic antigen:CEAは,1965年Gold と Freedman1,2)によって,結腸癌と2〜6ヵ月齢胎児細腸粘膜とに共通して存在する物質として発見され,その後,CEA測定法の進歩にともなって,結腸癌を含む消化器癌以外の諸種癌にも,また,非腫瘍性疾患にも検出されることが明らかにされてきた。
 CEAは分子量約200,0000)糖蛋白質であり,電気泳動上β—globulin領域に泳動される3)。糖鎖部分は令分子量の50〜70%を占め,約20%のN-acethyl glucosamine, 10〜20%のgalactose, 5〜10%のmannose, 他にfucose,N-acethyl galactosamine, sialic acidなどから構成される4)。 糖鎖部分はCEAの重要な抗原決定基ecpitopeとなる部分であり,それぞれの抽出CEAによってその糖鎖構成成分の割合いが若干異なっており、これがCEAのいわゆるheterogeneityの原因となっている。蛋白質部分は約600個のアミノ酸からなるpeptide鎖であり,aspartic acid, glutamic acid, serine, threonine, methio—nine, cystineなどから構成されている5)

TPA

著者: 秋谷清 ,   中島裕史

ページ範囲:P.504 - P.507

 TPA (Tissue Polypeptide Antigen)はBjörklundら(1957)によって乳癌,肺癌,子宮癌などに共通する癌関連抗原として報告されたもので,癌組織のほかに胎盤,胎児の肝,肺,消化管に大量に含まれるため,癌胎児胎盤抗原ともいわれている。
 腫瘍組織の抽出液でTPAはSDSゲル濾過クロマトグラフィーにより4つのピーク(A, B1, B2, C)に分かれ,そのうち最も活性の大であるのはB1,分画である。

TA−4(SCC抗原)

著者: 加藤紘 ,   橋本恭治 ,   末広泰子 ,   森岡均 ,   林公一 ,   成松昭夫 ,   富松健 ,   鳥越正

ページ範囲:P.508 - P.509

 TA−4は扁平上皮癌の腫瘍マーカーとして開発されたもので1),子宮頸癌を初めとして外陰癌,腟癌,肺癌,食道癌など各部位の扁平上皮癌に利用できる。TA−4には次に述べるごとく共通の抗原決定基を有する幾つかの亜分画が存在しており2),「TA−4」とはこれら亜分画群の総称といえるが,最近その亜分画のひとつ(SCC抗原)が精製され,更にその測定用キット(SCC抗原RIAキット,ダイナボット社)が発売された。本稿では,このキットの臨床的意義を中心に幾つかの注意点につき述べる。

hCG

著者: 保科眞

ページ範囲:P.511 - P.515

 ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は絨毛で産生,分泌される糖蛋白であり,絨毛性疾患の極めて有用で信頼度の高い腫瘍マーカーであるばかりか,正常,異常妊娠の診断や流産さらには内分泌異常の治療にも用いられていることは周知の通りである。
 hCGはこのような点において,他の腫瘍マーカーとは異なった糖蛋白であり,また,その遺伝子の染色体上の存在部位1)遺伝子(DNA)の構造2,3),生合成部位4,5)や生合成の調節6,7),アミノ酸構造8),生物活性9),さらにはhCG糖鎖構造とその癌性変異10,11)に至るまで詳細に明らかにされており,これらの知見を基盤にしてhCGの腫瘍マーカーとしての可能性はさらに広がりつつある。本稿では腫瘍マーカーを「腫瘍の診断,管理,予後判定に有用な物質」として考える広義な立場からhCGの諸性格について概説したいと思う。したがって,一般には腫瘍マーカーは免疫学的に測定ないしは検出されるのであるが,分子雑種形成法ならびに糖鎖分析法などの方法論についても触れてみたい。

フェリチン

著者: 野沢志朗 ,   塚崎克己 ,   成沢園子 ,   高山泰子 ,   飯塚理八

ページ範囲:P.516 - P.519

 血清中腫瘍マーカー値は,腫瘍の存在やその増大縮小を良く反映し,しかも測定に際しての患者への負担が少なく,頻繁な測定が可能であることより,近年婦人科oncologyの分野でも,悪性腫瘍の診断や治療効果判定の指標として必須不可欠の精査の一つとなりつつある。しかし現在臨床に用いられている腫瘍マーカーには,特定の腫瘍に対する特異性(偽陽性がない)と感度(偽陰性がない)の両者を完壁に兼ね備えたものはなく,各マーカーはそれぞれさまざまな長所と短所を有している。そのため,臨床応用に際しては用いる腫瘍マーカーの特性を十分把握しておくことがその有用性を高める上で大切である。このような観点から,本稿では鉄貯蔵蛋白であるフェリチンの腫瘍マーカーとしての有用性ならびに臨床応用に際しての問題点について我々のデータを含めて述べてみたい。

OFA-I (immunogenic oncofetal antigen)

著者: 樋口正臣

ページ範囲:P.520 - P.523

 1975年,入江ら1,2)はMelanomaの抗原分析中に免疫粘着法(Immune Adherence Method, 以下IA法)により発見した新しい膜抗原物質を,胎児脳と共通抗原を有することから,Oncofetal Antigen-I (以下OFA−1)と命名した。このOFA-Iは.従来から知られているα—Fetoprotein (以下AFP), Carcinoembryonic Antigen(以下CEA)などとは異なり.生体に高い抗原性を有することから,注目されている。そこで本稿ではOFA-Iの概説と産婦人科領域でのOFA-Iの臨床的意義について述べることにする3,4)

ALP

著者: 菊池義公

ページ範囲:P.525 - P.527

 Alkaline phosphatase (ALP)はその熱に対する感受性や,臓器特異性および種々のL—アミノ酸に対する感受性の差などにより,種々のアイソザイムに分類される。中でも癌に対するマーカーとしてよく用いられ,研究されてきたPlacental-like ALP (Regan isozyme)を中心として,婦人科癌におけるALPのマーカーとしての意義を述べる。

アミン,ペプチドホルモン,クロモグラニン

著者: 上田外幸

ページ範囲:P.528 - P.531

 アミン・ペプチドホルモンをマーカーとする異所性ホルモン産生腫瘍は最初は臨床症状によって認められたが、最近はホルモン測定法の進歩によって症状を示さない程度の微量のホルモン測定が可能となり,特にAPUD系腫瘍のマーカーとして将来重要な臨床的意義を有するものと考えられる。また,カテコラミンの貯蔵・分泌と密接な関係にあるクロモグラニンは生物活性をもたないが,前記腫瘍のマーカーとして注目されている。
 本稿においてはAPUD系細胞を有する婦人科腫瘍について解説を試みたい。

妊娠性蛋白

著者: 伊藤雅純 ,   杉山陽一

ページ範囲:P.533 - P.535

 近年,悪性腫瘍患者の増加傾向に伴い,早期発見,早期治療が重視され,また治療後の追跡法の改善が強調されている。各種の診断検査法の中でもME診断機器の目覚ましい発達に伴い,CT,超音波断層法などによって,ほとんど患者に侵襲をあたえない検査法で,形態学的に腫瘍を診断することが可能となってきた。一方,腫瘍マーカーを用いた生化学的方法によるスクリーニングで,腫瘍の早期発見,悪性腫瘍と良性腫瘍との鑑別あるいは悪性腫瘍患者の治療後の経過追跡を行うことが臨床上重要視されている。その目的に沿って,腫瘍マーカーとしては,現在多くの蛋白あるいはホルモン類が検索されている。産婦人科領域でも多くの腫瘍マーカーの応用が行われており,それらについて本誌の別稿に述べられている。本項では,hCG, SP1 を中心に,腫瘍との関連1)について我々の検討成績を述べることとする。

胎盤蛋白

著者: 稲葉憲之 ,   深沢一雄 ,   高見澤裕吉

ページ範囲:P.537 - P.541

 妊娠・胎盤蛋白について,その詳細は「妊娠性蛋白」の項にお願いし,ここでは近年当教室でenzyme immu—noassay (EIA)またはradioimmunoassay (RIA)が確立されたpiacental tissue protein 4, 5, 10, 11(PP4,5,10,111-4)についてのみ触れたい。重複は極力避けたいがBohnの妊娠・胎盤蛋白5)に関してまだ周知のこととは言い難いので,その基礎的事項をも含めて当教室における臨床データを紹介したい。

Current concept

産婦人科と腫瘍マーカー

著者: 高見澤裕吉 ,   稲葉憲之 ,   深沢一雄

ページ範囲:P.489 - P.492

 近年,腫瘍markerに対する関心が次第に強くなり,種々の学会において腫瘍markerがsymposium,あるいはmain themeとして採り上げられていることは周知のところである。
 本稿ではこのような状況を踏まえて腫瘍markerの歴史,定義,分類,産婦人科領域における現状,今後の展望の5項目について簡単にその概略を述べ,個々の腫瘍markerの詳細については担当の先生方にその責を預けたい。

グラフ 目でみる胎盤の診断学

妊娠中毒症胎盤の形態変化

著者: 福田透 ,   平林稔之

ページ範囲:P.486 - P.487

 中毒症胎盤では,母体の重症度や胎児の発育状況に平行してきわめて多彩な病変が観察され報告されている。しかし現在に至るまで中毒症特有の所見はなお確認されておらず,それぞれの所見が量的また質的に変化し混在しているものと解釈されている。以下,図によって中毒症胎盤の形態につき概説する。

講座 実地医家のためのホルモン講座 ホルモン療法の実際・7

多嚢胞性卵巣症候群のホルモン療法

著者: 田辺清男

ページ範囲:P.542 - P.546

 多嚢胞性卵巣症候群(Polycystic Ovary Syndrome,以下PCOSと略す)は,1935年にSteinとLeventhalが両側の卵巣腫大に男性化,月経異常及び不妊症を伴うことを見出し,更にそれらが卵巣の楔状切除により改善されることを報告1)して以来,PCOSに関して膨大な量の論文が発表されている。しかし,いまだPCOSの原因,模状切除術が有効であるメカニズム等がはっきりしていないだけでなく,PCOSの概念そのものも人によって異なっており,従って治療法に関してもさまざまな意見がある。
 卵胞が嚢腫様に卵巣に多数存在する状態,即ち多嚢胞性卵巣(PCO)は,正常性周期を有する婦人から第2度無月経の一部に至るまで幅広く存在すると考えられている。当然のことながら,正常性周期を有する女性には何ら治療を行う必要がなく,PCOとPCOSとは概念上はっきり区別して考える必要がある。一方,原因に関しても中枢説,末梢説,副腎説等あり,また中枢説においても例えばドーパミンの異常によりPCOSは起こり,従ってPCOSは高プロラクチン(PRL)血症と関係があると主張する人もおり,その結果,治療法についても種々である。いずれにしろ,PCOSにはいろいろな病態があり,一つのentityを決めることは現在全く不可能であり,従って治療法もそれぞれにより異なる。

図解 救急基本手技

発熱

著者: 鈴木秋悦 ,   北井啓勝

ページ範囲:P.547 - P.549

救急のポイント
 体温測定 体温を正確に測定する。黄体期および妊娠時に微熱を訴えたり,不定愁訴の場合もある。基礎体温を測定させても良い。
 妊娠中は尿路感染を起こしやすい 妊娠中は子宮による尿路の圧迫および尿管蠕動の低下のため尿路感染をおこしやすい。尿路感染は流早死産,新生児死亡および未熟児出生頻度を増加させるとの報告がある。治療には尿中移行の良いアミノベンジルペニシリンなどを投与し,充分に水分を補う。

思い出の写真

Warthald先生の墓

著者: 九嶋勝司

ページ範囲:P.550 - P.551

 1961年(昭和36年)のウイーンにおけるFIGO世界大会からの帰途,ベルンに立寄り,故Warthald教授のお墓の前に額く機会があった。そのときのスナップ写真がこれである。
 私のはじめの恩師は明城先生であり,先生は東北帝大医学部の初代教授である。東北帝大教授となられる前に,ドイツ留学をされ,フランクフルト大学のWarthald教授に師事された。これは大正初期のことである。明城先生のご研究は"小児卵巣の研究"であり,この中に明城・ワルタルドの杯細胞巣の所見が記載されている。この杯細胞巣は偽ムチン嚢種の源基であるというコメントもつけられており,卵巣腫瘍史に残る研究だったと思われる。しかるに明城先生のお仕事がまだペーパーにならない大正3年(1914)に第一次世界大戦が勃発し,敵国人である先生は国外追放の身となり,心血を注いだ作成標本もまたその鏡検所見も総てドイツにおいたまま,中立国スイスを経由して帰国された。そのため小児卵巣の論文は学位論文になし得ず,帰国後,纏められた"卵巣神経鍍銀法"を東京帝大に提出され,学位を獲得されている。それが大正7年(1918)のことであり,明城先生が東北帝大教授としてご赴任なされてから2年後のことである。大正9年(1920)になって,第一次世界大戦は終息し,それと共にベルンに難を避けていたWarthald教授はフランクフルト大学に帰任きれ,早速に小児卵巣の標本を日本の明城先生に送り届けて下さった。

原著

分娩進行異常に対するFriedmanの診断基準の本邦産科臨床における有用性についての検討

著者: 安水洸彦 ,   加藤順三 ,   中林正雄

ページ範囲:P.553 - P.556

 分娩経過の動的分析法としてのFriedmanのgraphic analysisと,その進行異常診断基準の有用性を以下の方法で検討した。
 母体に重症合併症のない単胎・頭位,児体重2,500〜4,0000gの満期産分娩656例を対象に,Friedmanの基準に基づき進行異常例を抽出し,発生頻度を求めた。同時に進行異常群と正常群間で母児に対する危険性を比較した。その結果,進行異常例の発生率はほぼ妥当な範囲であり,かつ進行異常例では斑児に対する危険が有意に高いことが認められ,Fried—manのgraphic analysisと診断基準の臨床的価値が確認された。

症例

子宮頸部扁平上皮癌に共存せる頸部腺癌—上皮内癌3例,腺癌2例

著者: 山崎正人 ,   木村和美 ,   稲垣実 ,   広田義和 ,   佐藤安子 ,   本郷二郎 ,   尾崎公己

ページ範囲:P.557 - P.560

 扁平上皮癌と共存している腺上皮内癌(ACIS)及び浸潤腺癌5例について,病理組織学的及び細胞診学的に検討した。扁平上皮癌部位は2例では浸潤癌,3例は上皮内癌(cis)であった。腺の異常部位ではACIS 3例,浸潤腺癌2例。ACISは企て正常腺領域にあり,1例は表層より1mm,残り2例は1.5mm頸管腺の深さに認められた。浸潤腺癌は各々4.5mmの深さに達していた。これら5例ともに術前の細胞診,組織診ともに扁平上皮系の腫瘍としていたが、同一標本の再検討で5例中4例迄に細胞診上腺型の悪性細胞をみた。細胞診上の慎重な読みが必要であることを痛感させられた。扁平上皮癌と別個にACISまたは浸潤腺癌が発生したと思われた5例について述べ,文献的考察も加えた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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