icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻8号

1986年08月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 胎児心拍数曲線の考え方—発現機構とその調節

胎児心拍測定の誤差とその限界値

著者: 穂垣正暢 ,   八木憲一郎 ,   大川とみ ,   竹内康人

ページ範囲:P.581 - P.584

 胎児心拍計測に直接児頭誘導心電とドプラ信号入力が一般的な方法となって久しい。現在では誤動作の少ない心拍数計が広く一般臨床に用いられ心拍曲線による評価が定着している。その結果,胎児心電あるいはドプラ信号の原波形の観察はごく少数の研究施設に限られるようになった。しかし,胎児心拍測定はその開発の歴史が示すように,胎児と母体という2つの独立した生命のもたらす雑音の多い情報の中から胎児心活動に由来する周期的な成分のみを抽出するという困難なプロセスである。しかも,胎児心からの情報は,母体,胎児両者の干渉によって絶えず質的な変化を示し,いわば千変万化いとまもない。さらに厄介なことは,このような入力信号の質的変動のために,心拍計測精度も大きな影響をうけ,誤動作には至らなくとも,測定誤差は絶え間なく変動していることである。
 したがって,心拍曲線の定量分析にあたっては,使用している装置の測定限界を知るとともに,原信号の質的分析を行うことが欠かせない。このように注意を払わないで心拍曲線の分析を行った例として,数年前に流行した心拍曲線の一次微分曲線の分析があげられる。それは,心拍間隔の変化分の測定には,測定器に要求される精度として 1 msec が最低限必要であるにもかかわらず,当時の心拍数計の誤差限度は5〜10msecであることを無視して測定を行ったために,結果として得られた微分曲線は判読不能となった報告がある。

心拍数の中枢制御

著者: 寺尾俊彦

ページ範囲:P.585 - P.588

 心拍数変動が上位中枢に制御されていることは,感情によって胸がときめいたり高鳴ったりすることからも明らかである。
 心拍数は主として自律神経系の制御を受けて変動するので,この制御機構の破綻の程度を知ることにより胎児のwell-beingを知ることが出来る。胎児心拍数モニタリングは心拍数制御がうまくなされているかどうかを診ているといっても過言ではない。以下,心拍数変動の制御機構,殊に上位中枢の制御機構について述べてみたい。

一過性変動

著者: 佐藤章 ,   斉藤純也 ,   明城光三 ,   遠藤力 ,   星和彦

ページ範囲:P.589 - P.591

 胎児心拍数図上における一過性変動とは,陣痛に伴って心拍数が一過性に変化する場合をいい,心拍数基線に対し一過性に心拍数が上昇する場合と,下降する場合がある。一過性に心拍数が上昇する場合を一過性頻脈ac—celerationと定義し,この場合は陣痛に伴って起こる一過性頻脈を周期(性)一過性変動といい,陣痛とは無関係で主に胎動等に伴う一過性の頻脈を非周期(性)一過性頻脈と定義している。一過性頻脈は胎児の状態が良好の場合に出現するといわれているが,その発現機構や調節については不明な点が多い。一過性変動のうち心拍数が一過性に下降する場合を一過性徐脈という。一過性徐脈は一般に大きくわけると3種類に分類される。それらは早発一過性徐脈(early deceleration),遅発一過性徐脈(late deceleration),変動一過性徐脈(variable decele—ration)である。一過性変動のうち,一過性徐脈は胎児のhypoxiaに深く関係することが多く,ここでは主にその発現機構と調節について解説する。

胎児心拍細変動

著者: 池ノ上克 ,   茨聰

ページ範囲:P.593 - P.599

 1822年Laennec一派のDeker—garedecが聴診によって胎児の生死を判定できかつ分娩中のfetal distressも知ることができると述べて以来1,2),胎児心音に関する研究がさかんになった。1893年すでにVon Winckle3)はfetal distressの診断基準を確立しており,心拍数160/分以上,120/分以下をfetal distressの徴候であるとした。その後約80年間にわたって,この聴診法が広く使用されてきた。Bensonら4)の共同研究によれば,2,400例の妊婦で分娩第1期は15分おきに,分娩第2期および異常所見発生にあたっては,5分おきに児心音を聴取して分娩を管理し,児の予後を検討した結果,fetal distressの indicatorとしてこの方法は不十分であったと結論している。1957年,Honら5,6)によって分娩中のcontinuous electronicfetal heart rate monitoringが紹介されて以来,従来の間歇的児心音聴取による分娩管理から新しい分娩管理への脱皮が行われ,その普及とともに胎児心拍パターンのもつ臨床的・生理学的意義の検討が急速に進んできた。

胎児血流と心拍数相関

著者: 神崎徹 ,   千葉喜英

ページ範囲:P.601 - P.603

 心臓のポンプとしての機能は1回拍出量で表わされ,その特性は,1)前負荷,2)心拡張性,3)心収縮性,4)後負荷の4つの因子により決定される。組織酸素需要に対する供給源としての心臓の仕事量は心拍出量で表わされ,これは1回拍出量と心拍数の積から求められる。したがって,心拍数の変化にともなう心拍出量の変化を理解するためには,心拍数と1回拍出量を決定する4つの因子の関係を明らかにしておく必要がある。

胎児心拍数の発達過程について

著者: 小柳孝司 ,   中原博正 ,   堀栄一 ,   原賢治 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.605 - P.607

 この20年来の胎児心拍数解析の足跡を振りかえれば,その趨勢はいまや,胎児仮死に代表される胎児疾病に対する診断的な応用から,むしろ心拍数の背景をなす制御機構の機能的な発達の解明へと主限が移ってきていることは周知のとおりである1〜3)。それは一方では電子スキャンによる諸種の胎動や胎児眼球運動などの観察を介し4,5),近年急速に耳目を集めつつある胎児行動科学への関心と無縁の流れではないが,他方では,NSTと称される心拍数モニターが末期に留まらず広く妊娠早期に至るまで応用されるに及び,胎児の良否の判断に対し,胎令に準拠した評価法の確立が解決されるべき問題として注目されるようになってきている現状にもよっている。
 しかしながら,ヒト胎児における本領域の解析的な研究のアプローチは困難であるため,ここでは羊などの動物実験の成績を参照しつつ,文献的な考察を中心に検討を加えてみたい。

胎動と心拍数変動—NSTの診断基準をめぐって

著者: 原量宏 ,   柳原敏宏 ,   神保利春

ページ範囲:P.609 - P.615

 胎児活動性の評価法として分娩監視装置によるNST(non-stress test)が急速に普及している。NSTは分娩監視装置を装着するだけで,胎児の刻々の状況を直接的に把握できること,また子宮収縮の検出は早産の防止にも役立つこと,さらに心拍数や胎動は妊婦にも理解しやすく,NSTの検査そのものが母性の確立に役立つことは大きな利点である。NSTの判定には胎動と胎動時の胎児心拍Accelerationの2つのパラメーターが用いられる。胎動時にAccelerationがあれば(reactive)胎児の状態は良好と判定し,胎動時にAccelerationが生じなければ(nonreactive)胎児の状況は悪化している可能性があると判定する1)。これだけからいえばNSTの判定は容易といえるが,実際には判定に苦慮する場合が多い。胎児は睡眠覚醒のリズムを持ち,リズムに応じて胎動,心拍パターンが変化すること,胎動とAccelerationの定量的関係が明らかでないこと,胎動の検出法の定量性についてなどさまざまな問題が残されている。本稿ではNSTの判定基準のよりよき理解のために,胎動,胎動時のAcceleration,胎動検出法,それらの妊娠週数による変化,さらにIUGRや潜在性胎児仮死の場合の胎動,心拍数の変化などについて解説する。

サイナソイダル・パターン

著者: 佐藤郁夫

ページ範囲:P.617 - P.620

1.われわれが経験したSinusoidal pattern(SPと略)出現の症例
 1972年Manseau1)らによって,正弦波様の周期性心拍数変動がsinusoidal pattern (SP)と命名され報告されて以来,胎児の危険な徴候として今日まで多くの人達によって認識されてきた。しかしながら,現在なお確定的な定義もなされておらず,さらに成因やその病態,臨床的な意義などについても不明な点が多いのが現状である。
 そこで本紙ではSPについて文献的に若干考察を加え,更に自験例などを供覧しながら解説することにする。

Current concept

胎児心拍数曲線の臨床的意義

著者: 前田一雄

ページ範囲:P.569 - P.579

 胎児心拍数図記録は,古くから分娩時胎児監視に使われ,わが国ではその装置を分娩監視装置と名づけて広く用いてきた。その結果,分娩時の胎児仮死(fetal distress)が判明するようになり,急速遂娩がこれに対して行われ,胎児予後を改善し,周産期の死亡や罹病が減少するようになった。この成績から,最近では妊娠中にもNSTとして胎児心拍数図検査が行われ,妊娠時胎児仮死の診断と処置が可能になり,胎児予後はさらに改善された。
 胎児心拍数図は以上のように胎児管理に有用であり,その使用はさらに普及拡大されねばならないが,一方最近では胎児仮死の病態の主体が胎児低酸素症(fetal hy—poxia)であり,この際に急速遂娩術が甚だ有用なことが明らかになった。しかし以前の胎児仮死の定義では,本症は胎児胎盤系における呼吸循環不全を主徴とする症候群とされたため,広い意味では先天心疾患による心拍律動異常まで含まれて解釈されることがままある。胎児の心血管系奇形や律動異常は最近の超音波診断法の進歩によって診断可能になっているが,これらの疾患には胎児心拍数図異常を伴うことが多く,したがって広義の胎児仮死に含めて取り扱われる場合があるが,このような先天心疾患では必ずしも急速遂娩や早期娩出を要しない例があり,胎児低酸素症とは治療上同一に取り扱うことは困難で,したがって両者は区別して診断することが必要である。

グラフ 目でみる胎盤の診断学

胎盤の異常(1)

著者: 小幡憲郎 ,   竹内正七

ページ範囲:P.566 - P.567

胎盤の嚢胞性変化
 (1)絨毛膜嚢腫SubamnioticChorionic Cyst
 胎盤胎児面(絨毛膜板)に生ずる数mm〜数cmの嚢胞である。臍帯付着近傍に発生するものが多い。Yalk Sacの遺残とする説がある。臨床病理学的意義はない(図1)。

トピックス

妊娠末期の乳頭刺激によるContraction Stress test

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.615 - P.615

 分娩前の胎児状況のモニターは胎児仮死などの危険状況を把握する上で重要であり,今日ではreactiveのnon-stress tesl (NST)やnegativeのoxytocin challenge test (OCT)が胎児の発育状況の良好なことを意味するものとして広く用いられて来ている。 しかし,Freeman1)によればNSTのみでは必ずしも胎児の予後を正確に把握出来ないとしており,OCTの容易な臨床上への応用が望まれている。
 OCTを行う上でoxytocinを点滴することは容易のようで点滴速度の調節と管理などで必ずしも容易ではない。

講座 実地医家のためのホルモン構座 ホルモン療法の実際・8

子宮内膜症のホルモン療法

著者: 永田行博

ページ範囲:P.622 - P.625

 子宮内膜症は現代病の一つであるという。その発生機序に関しては種々の説があるが,女性が社会に進出し,活躍することが子宮内膜症の発生や増加と関連があるともいわれている。そうすると,わが国ではますます女性の社会的な進出が盛んになることが予想されるから,子宮内膜症は今後も増えつづけることになる。
 われわれの施設では子宮内膜症は1965年にはわずかに開腹症例の2.2%にしか発見されなかったが,最近では20.9%も発見されており,Adenomyosisまで加えると30%近くになる(表1)。これは一つの婦人科疾患としては非常に高い発生率であるといえる。すなわち,子宮内膜症はごくありふれた疾患であり,しかもchildbearingageに発生するから,その治療法に精通しておくことは重要である。

図解 救急基本手技

呼吸管理

著者: 井口登美子

ページ範囲:P.627 - P.631

●救急のポイント
 産婦人科領域で緊急に呼吸管理を行うのは,肺循環器系に器質的疾患(喘息,先天性・後天性心疾患)を有する時,出血によるショック,羊水過多や多胎などの異常妊娠による圧迫,妊娠後期の仰臥位低血圧症候群,重症妊娠中毒症,糖尿病などである。呼吸不全の患者に対する治療は母児の予後を大きく左右する。そこで産婦人科医が呼吸不全の患者に接した時は,可能な限りの詳細な病歴聴取,その原因,病態像を把握し,早期に的確な検査,救急処置を行うことが必要である。
 まず救急患者のバイタルサインを観察し,呼吸不全の状態から気道確保の緊急性の有無,補助呼吸の必要性,呼吸不全の重症度を速やかに判断する。呼吸困難とは患者が自覚する不快な努力する呼吸のことで,空気が肺胞内に周期的に出入せず,肺胞換気が不十分となり,肺胞ガス成分に異常をきたした状態である。呼吸困難の原因は①肺性,②心臓性,③閉塞性,④血液性,⑤心因性(器質的疾患はなくCO2過剰喪失による過呼吸症候群がある),⑥運動時呼吸困難(時に生理的)に分類され,臨床的に重要なのは①,②,③である。臨床的に広く用いられている呼吸困難の分類は呼気性,吸気性,混合型呼吸困難であり,これら疾患の臨床像,診断法を表1に示した。呼吸困難の状態,いつから出現したか,呼吸様式,チアノーゼの有無,意識状態の観察と同時に緊急検査を行う。

思い出の写真

私の人生の方向をかえた人びと

著者: 藤生太郎

ページ範囲:P.632 - P.633

 人生にはたびたびの転換期がある。それは思いがけない人との巡り合いによって自分の人生が思わぬ方向にそれてしまうことがある。その人との巡り合いは恩師であったり,先輩であったり,友人であったりする。私の人生をふり返ってみても思わぬ道を歩いてきてしまったような気がする。
 小学生,中学生の頃は将来どんな職業につくか,はっきりした目標が定まらない人が多いのではあるまいか。

原著

子宮頸部混成癌—臨床病理学的および細胞学的検討

著者: 櫻木範明 ,   佐藤博 ,   新開奈保子 ,   大久保仁 ,   山口辰美 ,   田畑雅章 ,   守谷修而 ,   沓沢武 ,   藤本征一郎 ,   一戸喜兵衛

ページ範囲:P.635 - P.640

 最近8年間に混成癌22例,純粋腺癌28例が手術治療をうけた。混成癌症例の組織型はmature typeが16例,signet-ring-cell typeが2例,glassy-cell typeが4例であった。臨床進行期はmature typeにI期例が多いのに対し,glassy-cell typeではII,III期の進行例が多かった。混成癌におけるリンパ節転移率は27.3%であった。純粋腺癌の28.6%と差はなかった。3年生存率は66.7%であり,純粋腺癌の57.1%と比較し明らかな差はなかった。混成癌の中でもglassy-cell typeはリンパ節転移率,卵巣転移率が高く,3年生存率は50.0%と低かった。
 22例中20例について,術前の細胞診標本の判定およびその再鏡検所見から混成癌の細胞学的診断上の問題点を検討した。術前1年以内の細胞診では16例がclassIV以上と判定されていた。しかし推定組織診断で混成癌を疑われたものはわずかに2例にすぎなかった。再鏡検の結果,腺癌および扁平上皮癌細胞の両者の出現を認めたものは14例あり,またglassy—cell typeの細胞を2例に認めた。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?