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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻8号

1986年08月発行

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集

胎児心拍数曲線の考え方—発現機構とその調節

胎児血流と心拍数相関

著者: 神崎徹1 千葉喜英1

所属機関: 1国立循環器病センター周産期治療科

ページ範囲:P.601 - P.603

文献概要

 心臓のポンプとしての機能は1回拍出量で表わされ,その特性は,1)前負荷,2)心拡張性,3)心収縮性,4)後負荷の4つの因子により決定される。組織酸素需要に対する供給源としての心臓の仕事量は心拍出量で表わされ,これは1回拍出量と心拍数の積から求められる。したがって,心拍数の変化にともなう心拍出量の変化を理解するためには,心拍数と1回拍出量を決定する4つの因子の関係を明らかにしておく必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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